2017年12月13日

希望之聲國際廣播電臺

6MHzから18MHz帯まで使い数多くの周波数に出ている台湾からとされる放送。7MHz以下では24時間出ているようだがこの時期実際に聞こえる時間帯は限られる。
この放送はIBBもモニターしているが、送信サイトは明らかにしていない。さらにITU-Rでも監視を続けており、そのサマリーは公開されている。
ある一定の期間公開されている中には、これらSOHの周波数のごく一部ではあるが、方向探知によって、韓国やモンゴルからも出ているとしている。具体的な経度・緯度が記載されている。
そしてこれらはすべて日本での電波監視の結果である。最新鋭の受信設備での監視に間違いはないと思われるが、腑に落ちない点もある。受信時間がCNR1ジャミング放送の出ていると思われる時間帯であることがその一つである。
仮に韓国からの送信とすればもう少し周波数精度が高くてもよさそうな気がするのだが。なぜ台湾と同じようにずれているのか。

台湾以外からの送信が記載されているのは今年4月までで、以降日本での監視記録はない。SOHが台湾以外からも出ているという客観的事実を100%否定はできないが、BCLからの受信情報はまだ知らない。

過去、4450kHzの2倍波を、航空無線を妨害していると情報操作した経緯もあり、すべてこうした資料が正しいとみることはできない。

毎週水曜日の15290kHz、漁業広播電台は13日も0800から30分間だけ放送されていた。いまだ健在である。
Posted by Hiroshi at 22:43│Comments(0)Taiwan/China
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