12月2日1300の「しおかぜ」は6085kHz、昨日に比べるとかなり弱い、朝鮮語から始まっている。番組は昨日と同じである。後半1330は日本語放送である。最近の木造船漂着に関し、日本へ向かおうとしている人たちへのメッセージともとれる内容である。漂着した漁船の中には獲ったはずの魚はなく北朝鮮を脱出したともとれる。
1405の「しおかぜ」は5935kHz、同波のチベット放送の混信が強い。日本語放送で、先週放送された「ふるさとの風」が出ている。開始アナウンスは、
「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。しおかぜでは拉致被害者救出、北朝鮮包囲網形成のため、これまでも日本政府とあらゆる形で連携を図ってきました。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りします。最後までお聞きください。」
そして終了アナウンスは、
「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りしました。拉致被害者の皆さんにはこれまで」放置してきたことをお詫び申し上げます。必ず助け出します。それ以外の方々も自由に日本に戻れるように努力しています。もう少しの間頑張ってください。もしこの放送が受信できなくなった場合には、この近辺を探してみてください。
しおかぜは北朝鮮当局による妨害電波対策のため複数の周波数で放送しています。またほかの北朝鮮向け放送と連携していますので、そちらの時間で夜10時30分から深夜2時30分ごろまでは必ずどこかで放送しています。私たちは皆さんを必ず救出するため様々な努力をしています。番組からの情報を注意して聞いてください。北朝鮮情勢など当局の体制に変化が起きた場合には緊急避難放送もお伝えします。こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。また明日この時間にお会いしましょう、お体をお大事に、こちらはJSRしおかぜです。」
1430の「ふるさとの風」、台湾送信は全く入感なし、パラオ送信が聞こえるのみである。12月2日、土曜日は1330と同じ番組が出ている。まず北朝鮮人権侵害問題啓発週間の関連行事として12月16日に国際シンポジウムを開催する案内。
拉致問題インフォメーションは、習近平国家主席との会談の後、安倍総理の記者会見から北朝鮮の関する部分の内容から。11月7日菅内閣官房長官の記者会見から北朝鮮に関する部分が出ている。
「本日の閣議において、新たに北朝鮮に対して、9団体・26個人を、資産凍結等の対象とする団体・個人に追加指定をすることを了解いたしました。北朝鮮の核・ミサイル問題は、これまでにない重大で差し迫った脅威であります。北朝鮮が国際社会に度重なる警告を無視して、度を越した挑発的な言動を繰り返していることは断じて容認することはできません。また、安倍内閣の最重要課題である拉致問題についても、北朝鮮からは解決に向けた具体的な動きが示されておりません。我が国としては、「対話と圧力」、「行動対行動」という一貫した方針の下、核・ミサイル、そして引き続き最重要課題である拉致問題という諸懸案に関し、北朝鮮が問題解決に向け、具体的な行動をとることを強く求めたいと思います。」
ニュース解説は、「中国特使の北朝鮮訪問」について。中国共産党の習近平国家主席の特使、宋濤・党中央対外連絡部長は17日からの平壌を訪問した。今週の一曲は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」が出ている。
ふるさとの声は9月17日東京で開催された国民大集会の中から、めぐみさんの弟さん横田拓哉さんの発言が出ている。
認定拉致被害者17名の氏名とスケジュールの紹介、1457から懐かしいアニメソング、12月は今日から「ねームーミン」が登場している。