2017年12月02日

12月1日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は昨日から周波数が変更されている。当然ジャミングは無くクリアーに聞こえている。いつものように緊急放送から、通常なら朝鮮語放送のはずだが、12月1日は日本語放送である。内容も新しくなっている。
「北朝鮮を脱出して、日本へ向かおうとしている人たちにお伝えします」と題し、日本海岸で相次いで北朝鮮の木造船が漂着していることに関し、緊急の際のノウハウを伝えている。ただ単に遭難したからといって簡単に北朝鮮へ送り返していいものかと疑問を呈している。
続いて11月20日アメリカのよる北朝鮮テロ支援国家再指定についての解説。11月17日に中国共産党の習近平国家主席の特使、宋濤・党中央対外連絡部長を平壌へ派遣したが、トップとの会談はできなかった。
東アジア首脳会議について、11月12日からマニラで開催された。救出への道コーナーでは板門店から亡命した北朝鮮兵士の体内にはすべて寄生虫が数十匹もいたことなど、生活の困窮さを示している。
有事の際は木造船で脱出しようなどと考えず、西側大使館へ逃げ込むよう伝えている。1324:35に「日本政府からのメッセージ」が出ている。北朝鮮人権侵害問題啓発週間の関連行事として12月16日に国際シンポジウムを開催、短波で生中継するという内容である。
後半1330は朝鮮語放送、日本語と同じ内容である。

1300の「ふるさとの風」はほとんど聞こえない、台湾からの電波は完全にスキップしている。キャリアーのぞんざいがわかる程度。内容の聞き取りは困難である。

1405の「しおかぜ」は5935kHz、昨日から西蔵放送の出ている周波数へQSYやることがよくわからない。混信が強く受信状態は悪い。この時間は日本語放送で先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」、7295kHzは1kHz下のCNR1が強い。9560kHzは全く聞こえない、パラオの9960kHzが唯一聞こえている。懐かしい日本の歌「ドレミの歌」で始まった。これも久々に聞く曲だ。2011年以来の登場である。
拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13歳である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへ、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年齢を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月のメッセージ。お母さん横田早紀江さんから、同じく2017年4月収録のメッセージ。
2017年7月に開催された「拉致問題を考える国民の集いin福岡」において収録した横田拓哉さんの訴えが出ている。最後に2015年11月新潟で開催された「忘れるな拉致 11.15県民集会」から弟さん横田哲也さんの声が出ている。今日の一曲は無し、台湾送信の新しい周波数アナウンスで終了。
この番組は2017年11月4日、13日、22日と同じである。
1600の「しおかぜ」は7285kHz、受信状態は良好である。

1600の「ふるさとの風」は9975kHzが強力である。番組は1330と同じ、1627に「鉄人28号」が出ている。
1700の6155kHzも強力である、この時間は1430と同じ番組が出ている。

1530のBBC、5896kHzへのジャミングは1513過ぎに出てきたが弱い、朝鮮語がよく聞こえている。
9940kHzも開始時は若干弱かったが、1600以降は強力である。まさにローカル局並みの強さ。
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