海外からのラジオ放送

1300の「イルボネパラム」は7295、9465、9950kHzである。ジャミングは無く受信状態は良好である。
1330の「ふるさとの風」は、昨日から新しい周波数である、7295、9705、9950kHzのいずれも台湾送信である。しかし9950kHzは1345に強力な電波に完全にブロックされてしまった。もちろん機能も混信はあったが、台湾の方が強くそれほどでもなかった。30日は台湾が弱くTWRのインド向けにつぶされている。9705kHzも次第に弱くなりノイジーである。7295kHzは上下を中国局に挟まれているが、比較的よく聞こえている。
拉致問題インフォメーションは、9月25日総理官邸での記者会見から、安倍総理の発言が出ている。
　我が国を飛び越える弾道ミサイルの相次ぐ発射、核実験の強行、北朝鮮による挑発はどんどんエスカレートし、その脅威は正に現実のものとなっています。こうした中で、私は、国際社会の連帯をより強固なものとするため、米国、韓国はもちろんのこと、中国、ロシア、インド、欧州、中東、アジアの首脳たちと対話や協議を重ねてきました。そして先般、国連安保理が原油や石油製品の輸出制限を含む厳格な制裁措置を全会一致で決定しました。まず、これを完全に履行する。さらに、北朝鮮がその政策を変更しないのであれば、国際社会と共に一層圧力を強化してまいります。
　北朝鮮には勤勉な労働力があり、資源も豊富です。北朝鮮が正しい道を歩めば、経済を飛躍的に伸ばすこともできる。しかし、拉致、核・ミサイル問題の解決なくして、北朝鮮に明るい未来などあり得ません。北朝鮮にその政策を変えさせなければならない。そのための圧力であります。
　圧力の強化は北朝鮮を暴発させる危険があり、方針転換して対話をすべきではないかという意見もあります。世界中の誰も紛争などを望んではいません。しかし、ただ対話のための対話には、意味はありません。
韓国で高まる中韓関係改善」について。
今週の一曲、朝鮮語はクリスタルキングの「大都会」、今年3月にも登場している。日本語は1977年のヒット曲、狩人の「あずさ2号」である。過去幾度も使用されている曲である。
ふるさとの声は横田めぐみさんへ、7月8日に福岡で開かれた国民の集いから弟さん横田拓也さんの発言が出ている。最後の周波数アナウンスも昨日から使用されている台湾送信が各時間一波のみ告知されている。1357放送終了。

1300の「しおかぜ」は7410kHz、昨年と同じ過ちを繰り返している。そして今日からこの周波数にもパルスジャミングが出てきた。周波数変更の翌日にジャミングを出すのは異例である。
月曜日の番組、失踪者の氏名読み上げが出ているは確認した。1405の6095kHzも上からの被りもありあまり良い受信状態とは言い難い。

1430の「ふるさとの風」は7295、9560、9960kHz、この時間は台湾送信も回復、信号は強い、受信状態はおおむね良好である。
懐かしい日本の歌「思い出のアルバム」で始まった。2011年3月以来の登場かも。1981年NHKTVで紹介された曲である。
(1) いつのことだか　思い出してごらん
　　あんなこと　こんなこと　あったでしょう
　　嬉しかったこと　面白かったこと
　　いつになっても　忘れない
(2) 春のことです　思い出してごらん
　　あんなこと　こんなこと　あったでしょう
　　ポカポカお庭で　仲良く遊んだ
　　きれいな花も　咲いていた

(3) 夏のことです　思い出してごらん
　　あんなこと　こんなこと　あったでしょう
　　麦藁帽子で　みんな裸んぼ
　　お船も見たよ　砂山も
(4) 秋のことです　思い出してごらん
　　あんなこと　こんなこと　あったでしょう
　　どんぐり山の　ハイキング　ラララ
　　赤い葉っぱも　飛んでいた

(5) 冬のことです　思い出してごらん
　　あんなこと　こんなこと　あったでしょう
　　モミの木飾って　メリークリスマス
　　サンタのおじいさん　笑ってた

(6) 冬のことです　思い出してごらん
　　あんなこと　こんなこと　あったでしょう
　　寒い雪の日　暖かい部屋で
　　楽しい話　聞きました

(7) 一年中を　思い出してごらん
　　あんなこと　こんなこと　あったでしょう
　　桃のお花も　きれいに咲いて
　　もうすぐみんなは　一年生

拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によって平壌に連れていかれたことが判明している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、、お兄さん石岡章さんから、2017年3月のメッセージが代読されている。
今日の一曲はNHKの連続ドラマ「あさが来た」の主題歌から、AKB48の「365日の紙飛行機」、初登場である。今日から1430の番組内容も一新された。最後に台湾送信の新しい周波数がアナウンスされている。

1500の9800kHzはVOAの終了アナウンスで開始部分はつぶされている。また5kHz下のジャミングが強く被りが強い。7290kHzは同波のCNR1が強く互角の勝負である。9975kHzが唯一クリアーに受信できる。

1530は7290、9465、9965kHzである、7290kHzは混信が強い、9465と9965kHzは混信は全くない、強力かつクリアーに聞こえている。

1600の「しおかぜ」は7335kHz、ジャミングは確認できない、1605以降は混信も無く受信状態は良好である。日本語放送で拉致被害者、公開されている失踪者の氏名生年月日、失踪年月日が読み上げられている。

1600の「ふるさとの風」は6045、9690、9975kHz、いずれも信号は強力である。6045kHzは1608にノイズジャミングが出てきた。番組は1330と同じで1627からアニメソング「鉄腕アトム」が出ている。6045kHzは1628に停波した。その直後1628:22に6155kHzへキャリアーが出てきた。
1630の「イルボネパラム」と1700の「ふるさとの風」は6155kHzの台湾送信である。ジャミングは確認できない。朝鮮語放送は4回とも同じ番組が出ている。日本語は1430と同じ番組である。