昨日に続き3560kHzのDRM放送が出ている。海外向け放送がそのまま出ている模様。復調率は極めて悪い。
1300台の朝鮮語と日本語放送、前半はきわめて強力に聞こえていたが、後半1335あたりから各波とも急速にダウン、ノイジーな受信状態になった。かろうじて聞き取りは可能である。
今週の一曲、朝鮮語は藤井フミヤの「TRUE LOVE」、昨年7月に登場。日本語は1976年のヒット曲、森田公一とトップギャランの「青春時代」である。今年3月にも登場している。
1300の「しおかぜ」は6165kHz、ジャミングと英語放送の饗宴である。木曜日は英語放送である。受信状態は悪い。
1405の「しおかぜ」は7295kHz、この周波数へのジャミングはない、クリアーに聞こえている。この時間は毎日同じ番組、先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9450、9560、9960kHzである。台湾送信は完全にスキップ状態、パラオの9960kHzはいつものように強力である。ジャミングは確認できない。 懐かしい日本の歌「星の界(よ)」で始まった。讃美歌312番(What a Friend We Have in Jesus)のメロディが使われていることでもよく知られている名曲である。
月なきみ空に きらめく光
嗚呼その星影 希望のすがた
人智は果てなし 無窮の遠(おち)に
いざその星影 きわめも行かん
月なきみ空に きらめく光
嗚呼その星影 希望のすがた
人智は果てなし 無窮の遠に
いざその星影 きわめも行かん
雲なきみ空に 横とう光
嗚呼洋々たる 銀河の流れ
仰ぎて眺むる 万里のあなた
いざ棹させよや 窮理の船に
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージ、2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での収録から。
続いて2015年8月に日本政府制作のビデオメッセージから同じく平野フミ子さんから、そして中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、いずれも2013年2月の収録である。
今日の一曲は、これまでと同じ、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。
この番組は2017年2月1日、10日、19日、28日、3月9日、18日、27日、5月6日、15日、24日、6月2日、11日、20日、29日、7月26日、8月4日、13日、22日と同じ内容である。