1300の「しおかぜ」は5965kHz、いつもとは違うノイズジャミングが出てきた。しかし八俣からの電波も強く、おおむね受信状態はまずまず。木曜日は英語放送である。1325:20と1355:20に「日本政府からのメッセージ」が出ている。1358:45にCRIが出てつぶされてしまった。
1405の「しおかぜ」は7295kHz、また7270kHzのスプリアスが出ている。しかしこの1kHzのビートは簡単に消すことが出来るので受信への影響はほとんどない。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1300代の朝鮮語と日本語放送、台湾からの電波は強力である。この時間は毎日同じ番組が出ている。いずれもジャミングは確認できない。
拉致問題インフォメーションは、7月28日北朝鮮がミサイルを発射した。これに対する日米間の対応など、国家安全保障会議を開催、高度な監視体制をとることなど。また7月31日トランプ大統領と安倍総理の電話会談の内容が出ている。
「トランプ大統領と電話首脳会談を行いました。かなり突っ込んだ意見交換を行いました。これまで日米は緊密に連携し、そして国際社会と連携しながら北朝鮮の問題、平和的に解決をしていくための努力を積み重ねてまいりました。しかし、北朝鮮はそれらをことごとく踏みにじり、一方的にエスカレーションさせてきました。こうした厳然たる事実を中国、ロシアを始め国際社会は重く受け止め、圧力を高めていかなければなりません。私たちも更なる行動をとっていかなければならないとの認識でトランプ大統領と完全に一致しました。同盟国を守るため全ての必要な措置をとるとのトランプ大統領のコミットメントを高く評価しています。今後、日米の強固な結束の下、防衛態勢、そして能力向上のための具体的な行動を進め、この北朝鮮の脅威に対して、国民の安全の確保を図るため万全を期してまいります。」
ニュース解説は「北朝鮮のグアム周辺への包囲射撃の警告」について。8月8日朝鮮人民軍戦略軍大弁人の声明を発表した。
今週の一曲、朝鮮語はは1980年のヒット曲、松山千春の「恋」、この曲は2015年11月にも登場している。日本語放送今週の一曲は桜井純恵さんの「母恋し」、今年3月にも登場している。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、友人の松永雅子さんから、2014年10月に収録した内容である。36年前の結構式でのスピーチが録音されたテープが出てきたことなどを話している。
1430の「ふるさとの風」は9450、9560、9960kHzである。台湾・パラオ送信ともにきわめて強力である。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。
拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
故郷の声は市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さんから2016年2月24日収録のメッセージ。続いてお姉さん市川龍子さんからも2016年2月24日収録のメッセージ。このあと中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。
今日の一曲は1972年のヒット曲、山本リンダの「どうにも止まらない」、昨年朝鮮語放送でも登場している。曲の組み合わせが変わっただけでメッセージなどは従来と同じ内容である。この番組は2017年2月5日、14日、3月4日、13日、22日、31日、4月4日、13日、22日、5月1日、10日、19日、6月15日、24日、7月3日、12日、21日、30日、8月8日と同じ内容である。