どこの国のテレビ局かと思うような番組が目白押し。国交のない国への観光旅行はこんなにも楽しいですよと北朝鮮への旅行をPRしていた。北朝鮮の脅しを無視し、こんなにいい国ですと、一体だれに頼まれこの時期に放送したのか。何も起きるわけはないのに、ただ不安をあおっているだけの情報操作が行われている。視聴率稼ぎのヤラセ番組がこれからも続くことだろう。
1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は各波とも強力である。この時間は毎日同じ番組が出ている。またこの番組は拉致問題対策本部のサイトで聞くこともできるが「今週の一曲」はカットされている。ウェブサイトの周波数はいまだに間違ったままである。何もしないのが仕事の一端が見えてくる。
1300の「しおかぜ」は6165kHz、ジャミングは出ているようだが、弱い。山宝の電波は極めて強く受信状態は良好である。11日金曜日は朝鮮語放送、30分番組が2回、一時間の放送である。
1405の「しおかぜ」は7295kHz、この時間はジャミングも無く受信状態は良い。先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9450、9560kHzの台湾送信、1331開始の9960kHzはパラオ送信である。いずれも極めて強力である。
懐かしい日本の歌「波浮の港」で始まった。拉致問題解説は、曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯女性工作員キムミョンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も日本国内で工作員が活動していることはよく知られている。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2016年2月収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。母と離れ離れになってもう38年にもなると訴えている。続いて2016年9月17日東京で開かれた「最終決戦は続いている!制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会」におけるひとみさんの訴えが出ている。
きょうの一曲は1977年のヒット曲石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」、2017年1月に朝鮮語放送でも登場している。この番組は2017年2月8日、17日、26日、3月7日、16日、25日、4月7日、16日、25日、5月13日、22日、31日、6月9日、18日、27日、7月6日、15日、24日と同じ内容である。