1300の「イルボネパラム」朝鮮語は9465、9900、9940kHzである。1330の「ふるさとの風」は9705、9900、9950kHz、すべて台湾送信でいずれも強力に入感している。ジャミングは全く聞こえない。
拉致問題インフォメーションは、7月17日ハイレベル政治フォーラム会合出席のためニューヨークを訪問中の岸田文雄外務大臣は、アントニオ・グテーレス国連事務総長と会談した。
ニュース解説は「北朝鮮2回目のICBM発射」について。
今週の一曲、朝鮮語は松任谷由実のHello, my friend、昨年9月にも登場している。日本語放送は1978年のヒット曲、アリスの「ジョニーの子守歌」、2015年6月以来二度目の登場となる。
故郷の声は有本恵子さんへ、お母さん有本嘉代子さんさんのメッセージの朗読、拉致問題啓発映像作品「~メッセージ~家族たちの思い」から女優、紺野美沙子さんの朗読である。
1300の「しおかぜ」は5965kHz、強烈なジャミングが出ており、ほぼ互角の勝負。上下1kHzのキャリアーをカットすればジャミングの影響はほとんどなくなる。
金曜日は一時間朝鮮語放送が出ている。
1405の「しおかぜ」は7295kHz、この周波数へのジャミングはない。先週放送された「ふるさとの風」がクリアーに聞こえている。
1430の「ふるさとの風」は9450、9560、9960kHzである。台湾送信、パラオの9960kHzともに強力である。ジャミングは確認できない。
懐かしい日本の歌「星の界(よ)」で始まった。讃美歌312番(What a Friend We Have in Jesus)のメロディが使われていることでもよく知られている名曲である。
月なきみ空に きらめく光
嗚呼その星影 希望のすがた
人智は果てなし 無窮の遠(おち)に
いざその星影 きわめも行かん
月なきみ空に きらめく光
嗚呼その星影 希望のすがた
人智は果てなし 無窮の遠に
いざその星影 きわめも行かん
雲なきみ空に 横とう光
嗚呼洋々たる 銀河の流れ
仰ぎて眺むる 万里のあなた
いざ棹させよや 窮理の船に
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージ、2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での収録から。
続いて2015年8月に日本政府制作のビデオメッセージから同じく平野フミ子さんから、そして中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、いずれも2013年2月の収録である。
今日の一曲は、これまでと同じ、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。
この番組は2017年2月1日、10日、19日、28日、3月9日、18日、27日、5月6日、15日、24日、6月2日、11日、20日、29日、7月26日と同じ内容である。