1300の「しおかぜ」は5965kHz、周波数変更後初めてジャミングが確認できる。しかし八俣からの電波は強くほとんど影響はない。土曜日は、日本語によるニュースとニュース解説番組「日本海にかける橋」から。まず緊急放送ISに次いでいつものメッセージから。「拉致被害者の皆さん、北朝鮮におられる日本人の皆さん、事態が急変しています。しおかぜをはじめとする外国からの放送をお聞きください。日本に連絡できる方法があれば連絡してください。私たち特定失踪者問題調査会の連絡先は電話なら、国番号81の後に、9085179601、FAXの場合は81の後に356945059です。」
先週と同じ番組で、6月13日、北朝鮮側から韓国へ亡命したニュースから。動機や兵士の階級年齢などは公開されていない。
6月18日、川を渡って帰順したというニュースなど。昨年韓国に亡命した元北朝鮮外交官・太永浩氏の今年2月BBCのインタビューから。
救出への道コーナーは7月4日、アメリカ独立記念日に北朝鮮がICBMの発射テストを行ったこと、ついにレッドラインを超えてしまった。何か起きた時には直ちに大使館へ避難してほしいの呼び掛けている。1324:55に「日本政府からのメッセージ」が出ている。1326に再び緊急メッセージが出ている。 後半1330は朝鮮語放送、引き続き受信状態は良好である。
1405の「しおかぜ」は7295kHz、この周波数へのジャミングは確認できない、22日はまだ出ていないと思われる。先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1300代の朝鮮語と日本語放送、台湾送信各波はいずれも強力である。9940kHzは約2秒遅れで聞こえている。9950kHzは一分遅れで始まっている。
拉致問題インフォメーションは7月6日のG20サミットの際行われた、日米首脳会談などについて。ニュース解説は「北東アジア協力対話」について、7月11~12日、シンガポールで開催された北朝鮮の核問題など、北東アジア地域の安全保障などについて話し合う国際会議の模様について。今年は北朝鮮が欠席、5ヶ国の会議となった。
今週の一曲、朝鮮語は無し、日本語は1963年のヒット曲ダニー飯田とパラダイスキングの「シェリー」、2014年4月以来の登場。
「ふるさとの声」は、今週から、拉致問題対策本部とRFA自由アジア放送で共同制作した特別番組「あなたのいない間に」が出ている。今回は新潟市内で拉致された横田めぐみさんの弟、拓也さんのインタビューに韓国語訳をつけて約10分間の放送である。
1430の「ふるさとの風」は9450、9560、9960kHz、台湾送信は強力である。ジャミングは全くない。パラオの9960kHzはジャミングが強くかなり聴きづらい。
懐かしい日本の歌は「めだかの学校」である。拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
ふるさとの声は拉致被害者松本京子さんへ、2016年2月に収録のお兄さん松本肇さんからのメッセージ。そして2015年8月に日本政府が制作した松本肇さんのビデオメッセージ。
京子さんが当時縫製会社に勤めていた同僚だった友人福本成子さんとウメさん二人から2007年の収録メッセージ、同級生矢倉修さんからも2007年収録で過去放送されたメッセージと同じ内容ある。
今日の一曲は1977年のヒット曲狩人の「あずさ2号」、いまだに旅立ったまま、生涯帰ることのできない人はどんな思いで聞くのだろう。この曲で一躍有名になった列車で、現在新宿8時発は特急スーパーあずさ5号である。2016年12月12日であずさ運転開始50年を記念して12月17日に特別列車を運行、この歌も40年がたった。この番組は2017年2月6日、24日、3月5日、14日、23日、4月1日、5日、14日、23日、5月2日、11日、6月7日、16日、25日、7月4日、13日と同じである。