2017年06月20日

6月19日ふるさとの風

19日1300の朝鮮語、1330の日本語放送は強力に入感している。今日から新しい内容の番組である。拉致問題インフォメーションは、国連安保理で2356号が決議されたことに対する安倍総理の発言から。
拉致問題対策本部では、平成29年度行事として、北朝鮮人権問題啓発週間の作文を募集することになった。それに関する加藤大臣記者会見での発言。
「政府・拉致問題対策本部では、平成29年度の新たな施策として、中学生及び高校生を対象とした北朝鮮人権侵害問題啓発週間・作文コンクールを実施することとしております。募集期間は、6月12日から9月29日としております。
生徒の皆さんには、全国の学校に配布しております拉致問題啓発アニメ「めぐみ」のDVDを視聴していただき、さらに学校の授業でいろいろ学んでいただき、あるいは自分自身で調べていただく、こうしたことを通じて、拉致被害者や拉致被害者御家族の心情を理解するとともに、拉致問題解決のために自分に何ができるのか、何をすべきかということについて、作文として書いていただきたいと思っております。
コンクールの表彰式は、12月16日に開催予定の北朝鮮人権侵害問題啓発週間・政府主催イベントの中で執り行うこととしております。」

ニュース解説は「文在寅大統領の6・15発言について」、今週の一曲、朝鮮語はウルフルズの「ガッツだぜ!!」、今年一月にも登場している。日本語はノエル・ポール・ストゥーキーの"Song for Megumi"2010年に登場しているが、それ以来かも。
Megumi, Come to me
あなたはどこに
Where are you?
風の中にあなたの声が聞こえます

Return, Megumi to me
Across the waves of this sea
Send me your spirits
My heart will hear it
And lead you home to me
Return to me, Megumi

ふるさとの声は2017年2月収録の曽我ひとみさんのメッセージ。

1300の「しおかぜ」は7215kHz、強力なジャミングを抑えて入感している。月曜日は公開されている失踪者の締めの読み上げである。前半・後半とも日本語放送。
1405の「しおかぜは6165kHz、ジャミングは聞こえない、この時間は先週6月12日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9450、9560、9960kHz、3波とも極めて強力である。パラオからの9960kHzが2秒遅れで聞こえている。
懐かしい日本の歌「雨降り」で放送開始、拉致問題開設は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、偽遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんのメッセージ。2016年9月東京で開催された「最終決戦は続いている!制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会」において収録したもの。おなじく2016年9月収録の弟さん松木信弘さんからのメッセージ。最後に2番目のお姉さん松木照代さんから、2014年2月収録のメッセージが出ている。このメッセージの1445あたりから全般に信号レベルが落ちてきた。
今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」、最後の周波数アナウンスは台湾送信波のみが出ている、もちろんスケジュールも古いままである。この番組は2017年2月9日、18日、27日、3月8日、17日、26日、4月8日、17日、5月5日、14日、23日、6月1日、10日と同じ内容である。
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