1300の「イルボネパラム」朝鮮語は9465、9900、9940kHzである。9940kHzが0.2秒早く聞こえている。そして1330の「ふるさとの風」は9705、9900、9950kHzである。この時間は9950kHzが一分遅れで聞こえている。
拉致問題インフォメーションは、5月14日北朝鮮は弾道ミサイルを発射した。これに関し、安倍総理の発言が出ている。
ニュース解説は「北朝鮮の相次ぐ弾道ミサイルの発射」について。
今週の一曲、朝鮮語は無し、日本語放送は山口采希の「願いの色、灯りをともせば」、拉致被害者救出を願って作られた曲である。
ふるさとの声は松木薫さんへ、4月23日の国民大集会におけるお姉さん斉藤文代さんの発言から。
皆さん、こんにちは。今日はたくさんお出でくださいまして、本当にありがとうございます。
私の弟松木薫はおとなしい子で、5人兄弟の一番末っ子です。上は女ばかりでした。私たちはやんちゃで、いたずらをしても怒らないようなおとなしい子でした。
思い出はたくさんあるんですが、男の子が一番最後に生まれたので父がとても喜んでいたのです。自分の側にいてくれて、仕事もそこから行くというような希望を持っていたようです。
若い時には何でも勉強させてあげたいという父の希望でもあったので、薫はたくさん勉強させてもらったと思うんですが、スペインに行って、いなくなって、父はあっという間になくなりました。布団で母に手をさしのべるように、ぎりぎりのところで何か言いたかったんでしょうが、亡くなりました。ショックだったと思います。
私たち姉妹も、なにか嘘のような、こんなことがあっていいのだろうかというような信じられない日々をずっと送ってきました。熊本ではもう桜が散りましたが、この間熊本でお話させていただいた時に、ちょうど桜の花が咲いている頃でした。
私の方と自宅の方にはがきが来て、1年間しっかりスペイン語に取り組んでいきたいということと、お父さん、お母さんを宜しくお願いいたしますという言葉が書いてあったのをしっかりと覚えています。
ですから1年経ったら、必ず帰ってきて、結婚を約束した彼女もいましたので、多分結婚して日本の地で静かに生活をしているんじゃないかなあと桜を見ながら考えたところでした。
色々な拉致被害者の家族がいます。それぞれ家の中で苦しい思いをして、家族の帰国を待っています。
日本政府は拉致を最優先としてやってくださると約束をしていますので、私もそれを信じてもう少し頑張っていきたいなという気持ちでいますので、どうか皆様日本政府が裏切らないことを願って、一生懸命やってくださると思いますので、今年中に解決ができて家族がみなさん帰ってこられたら、本当に笑顔でお礼が言えると思いますので、どうかその日がくるまで応援を宜しくお願いいたします。
熊本から東京に来た時にはいい便りをもって熊本に帰りたいという気持ちで、毎回上京していますので、どうぞこれからも宜しくお願いいたします。ありがとうございます。
この後、スケジュールなどの紹介があり1357終了。
1300の「しおかぜ」は7215kHz、ジャミングとCRI中国語の混信で受信状態は極めて悪い。前半朝鮮語、後半13300から日本語放送の出ていることは分かる。昨日と同じ番組である。
1405の「しおかぜ」は6165kHz、ジャミングは良く分からない。6135kHzのスーパージャミングが巾を利かせており、その影響の方が大きい。八俣の信号は強く受信状態は極めて良好である。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9450、9560、9960kHz、台湾送信、パラオ送信ともに極めて良好である。懐かしい日本の歌「富士の山」で始まった。9960kHzは2秒遅れで聞こえている。
拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13歳である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ。横田滋さん、横田早紀江さん夫妻から2015年2月収録のメッセージが出ている。ウランバートルで孫娘と面会するなど驚愕した話も出ている。
続いて2016年10月2日に開催された「拉致被害者家族を支援するかわさき市民のつどい」で収録した横田早紀江さんの訴えが出ている。あの手この手を使い孫娘キム・ウンギョンと会わせるなど、現体制下ではトップとの関わりのあるめぐみさんを返すことは不可能で死亡したと洗脳、工作活動を通して拉致事件の幕引きを図ろうとしている。
さらに2015年8月に開催された「拉致問題を考える国民の集いin三重」における横田拓哉さんの訴えが出ている。最後に2015年11月新潟で開催された「忘れるな拉致 11.15県民集会」から弟さん横田哲也さんの声が出ている。
今日の一曲は無い。この番組は2017年2月3日、12日、21日、3月2日、29日、4月11日、20日、29日、5月8日、17日、26日と同じ番組である。