1300の「イルボネパラム」朝鮮語と1330の「ふるさとの風」日本語放送はいずれもクリアーかつ強力である。9950kHzは一分遅れで聞こえている。
拉致問題インフォメーションは5月3~5日にかけ欧州議会を訪問した加藤拉致問題担当大臣についてなど。5月9日、マイケル・カービー元北朝鮮における人権に関する国連調査委員会委員長、マルズキ・ダルスマン前国連北朝鮮人権状況特別報告者に平成29年春の外国人叙勲で旭日重光章を受章したこと。滝沢求外務大臣政務官は、両氏が,国際社会において、拉致問題を始めとする北朝鮮の人権状況についての理解促進に取り組んできた功績に敬意を表するとともに、今後も両氏が同問題に取り組まれることを期待する旨述べた。
カービー氏及びマルズキ氏からは今回の受章に対する謝意が表明されるとともに,今後も拉致問題を始めとする北朝鮮の人権状況の改善に向けた取組を進めていくことが重要であるとの考えが示された。
ニュース解説は「北朝鮮の弾道ミサイル発射」について。5月11日の発射成功について。1972年のヒット曲、山本リンダの「どうにも止まらない」、朝鮮語は無し。
ふるさとの声は有本明弘さんから、4月23日の国民大集会からの発言が出ている。
1300の「しおかぜ」は6040kHz、早くからジャミングが出ているが、八俣からの電波は極めて強い。ジャミングを完全にブロックしている。24日水曜日は前半後半とも朝鮮語放送が出ている。
6055kHzは現在R.Nikkeiが停波中だが、ジャミングがいつも聞こえている。どこが出しているのかは不明。
1430「ふるさとの風」は9450、9560と9960kHz、3波とも強力に入感している。懐かしい日本の歌「星の界」で始まった。讃美歌312番(What a Friend We Have in Jesus)のメロディが使われていることでもよく知られている名曲である。
月なきみ空に きらめく光
嗚呼その星影 希望のすがた
人智は果てなし 無窮の遠(おち)に
いざその星影 きわめも行かん
月なきみ空に きらめく光
嗚呼その星影 希望のすがた
人智は果てなし 無窮の遠に
いざその星影 きわめも行かん
雲なきみ空に 横とう光
嗚呼洋々たる 銀河の流れ
仰ぎて眺むる 万里のあなた
いざ棹させよや 窮理の船に
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージ、2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での収録から。
続いて2015年8月に日本政府制作のビデオメッセージから同じく平野フミ子さんから、そして中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、いずれも2013年2月の収録である。
今日の一曲は、これまでと同じ、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。
この番組は2017年2月1日、10日、19日、28日、3月9日、18日、27日、5月6日、15日と同じ内容である。従って周波数アナウンスも毎日3回のままである。