1300の「イルボネパラム」は9465、9900、9940kHzである。3波とも極めて強力である。ジャミングは全くない。1330の「ふるさとの風」は9705、9900、9950kHzである。9700kHzに中国局が出てきたため若干かぶりを受けることもある。9950kHzは1331開始である。
拉致問題インフォメーションは5月3~5日にかけ欧州議会を訪問した加藤拉致問題担当大臣についてなど。
ニュース解説は「北朝鮮の弾道ミサイル発射」について。5月11日の発射成功について。1972年のヒット曲、山本リンダの「どうにも止まらない」
ふるさとの声は有本明弘さんから、4月23日の国民大集会からの発言。
みなさんこんにちは。本日はご来場誠にありがとうございます。
去年の秋の国民大集会では、「来年には拉致問題も少し前にころんでいく」と言いました。本年、アメリカのトランプ大統領の出現により、思わぬところから私たち拉致被害者家族は、助け出すことができると確信を持ちました。それはあの北朝鮮と武力が背景にある交渉ができるからです。
その状況は連日のようにテレビ報道等でご存知の通り、アメリカと北朝鮮との間にできています。
家族会は結成して20年になりますが、拉致はもっと以前に金日成が突然韓国に攻め込んだ朝鮮戦争の時から始まったものです。だから拉致は50年以上も前からあるんです。日本国が知らなかっただけの話です。金正日の時代になり、世 界の人たちが知ることになりました。
それでも北朝鮮は、「でっちあげだ」と言って認めようとしない国です。分か りやすく言うと、親子三代にわたって嘘をつきつづけている拉致国家なのです。
北朝鮮の問題は、「一強いアメリカを取り戻す」と言って大統領になったトラ ンプ大統領の初仕事なんです。私は、この状態を大変うれしく思っております。
わが国のマスコミ各社が、北朝鮮に対するアメリカの動きを大きく報道していることは、北朝鮮に対する脅威になるとうれしく思っています。しかし、その報 道の中でアメリカの軍事攻撃に北朝鮮が反撃すれば、何十万の人が死ぬという話
が出て来ています。
皆様は、これをいますか。私は、こんな話をするマスコミは北朝鮮の代弁者だ と思っています。皆さんもそう思ってこれらの話を聞いてください。
これらの話は長い話になるのでここでやめますが、家族会は、北朝鮮の代弁をするようなマスコミの話に迷うことなく、 トランプ大統領と北朝鮮の対決を静かに見守って行くことが大事だと思っています。
分かりやすく言うと、負ける戦をする国の指導者はいないのです。70年前、わが国軍事力はハワイの真珠湾を攻撃しました。ご承知の結果に終わりました。このことを金正恩に伝えなくてはなりません。これを誰がやるのか。先ほどもこ の仕事は総理の仕事だと安倍総理に伝えました。以上です。
後はいつものように認定拉致被害者氏名、スケジュールのアナウンスがあり、1357終了。
1300の「しおかぜ」は6040kHz、ジャミングはそれほど強くはない、八俣からの電波は強力である。受信状態は良好、22日月曜日は通常の番組である。拉致被害者、公開されている失踪者の氏名生年月日が読み上げられている。
後半1330も日本語放送で氏名読み上げが出ている。
1430の「ふるさとの風」は9450、9560、9960kHz、台湾、パラオ送信共に強力である。9960kHzは約2秒遅れで聞こえている。 懐かしい日本の歌「波浮の港」で始まった。
拉致問題解説は、曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も日本国内で工作員が活動している。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2016年2月収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。母と離れ離れになってもう38年にもなると訴えている。続いて2016年9月17日東京で開かれた「最終決戦は続いている!制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会」で収録したひとみさんの訴えが出ている。
きょうの一曲は1977年のヒット曲石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」、この1月に朝鮮語放送でも登場している。この番組は2017年2月8日、17日、26日、3月7日、16日、25日、4月7日、16日、25日、5月13日と同じ内容である。