1300の「しおかぜ」は6040kHz、昨日あれほど強かったジャミングは全くない、八俣からの強力な電波がクリアーに聞こえている。番組は昨日と同じ番組が出てきた。ミサイル発射を受け、急きょ差し替えられた内容である。
1301、1306そして1326の3回緊急放送が各2回繰り返された。
「特定失踪者(北朝鮮による拉致の可能性を排除できない失踪者)家族有志の会」(略称:特定失踪者家族会)を結成し、国際刑事裁判所(ICC)検察官への特定失踪者に関する人権侵害について調査と責任者の処罰を申し立てることを中心に活動していくことを決定した。理事会にはICC検察官申し立てについて協力していただいている須田洋平弁護士も参加、概要について説明した。
後半1330は朝鮮語放送、昨日と同じ番組が放送されている。
1405の6090kHz、今日は1312からここへジャミングを出している。何ともだらしのないジャミングの出し方である。受信状態は悪い。先週5月8日1330の「ふるさとの風」が出ている。
1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」、ともに台湾からの電波は強力である。これらの周波数へのジャミングは確認できない。受信状態は極めて良好である。9940kHzは1328に無音になってしまった。1330にキャリアーオフ、9950kHzはまた一分遅れで始まった。
拉致問題インフォメーションは、4月18日米国副大統領の訪日について。あれ先週と同じ内容だ。4月24日トランプ大統領との電話会談について安倍総理の会見内容、これも同じである。
ニュース解説も先週と同じものである。
ふるさとの声。朝鮮語放送は横田早紀江さんからのメッセージ、日本語放送は4月23日「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」における飯塚繁雄さんのあいさつが出ている。
通常は毎週月曜日に番組が更新されるが、今回はそれがない。臨時番組を出す「しおかぜ」とは対照的である。
1430「ふるさとの風」は9450、9560と9960kHz、3波とも強力に入感している。懐かしい日本の歌「星の界」で始まった。讃美歌312番(What a Friend We Have in Jesus)のメロディが使われていることでもよく知られている名曲である。
月なきみ空に きらめく光
嗚呼その星影 希望のすがた
人智は果てなし 無窮の遠(おち)に
いざその星影 きわめも行かん
月なきみ空に きらめく光
嗚呼その星影 希望のすがた
人智は果てなし 無窮の遠に
いざその星影 きわめも行かん
雲なきみ空に 横とう光
嗚呼洋々たる 銀河の流れ
仰ぎて眺むる 万里のあなた
いざ棹させよや 窮理の船に
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージ、2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での収録から。
続いて2015年8月に日本政府制作のビデオメッセージから同じく平野フミ子さんから、そして中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、いずれも2013年2月の収録である。
今日の一曲は、これまでと同じ、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。
この番組は2017年2月1日、10日、19日、28日、3月9日、18日、27日、5月6日と同じ内容である。従って周波数アナウンスも毎日3回のままである。