1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」は共に強力である。ジャミングは分からない、受信状態は極めて強力である。一週間続いた最後の放送である。
1300の「しおかぜ」は6040kHz、この周波数は何としても抹殺しなければならないとばかり一時間以上も前からジャミングを出し続けている。しかし八俣の電波は強力でジャミングをはねのけている。S9+50dBを超す強さである。
14日、日曜日は朝鮮語放送から、後半1330は日本語放送、まず緊急放送ISが出て今朝のミサイル発射ニュースから。
「北朝鮮は5月14日朝、弾道ミサイルを発射しました。ミサイルは発射地点の亀城から30分間飛んで、800km東北東の日本海海上に落下しました。
度重なる国際社会の警告を無視したこの行いは、北朝鮮にとって自殺行為ともいえるものです。今後体制内部に急変事態が起きる可能性があります。
拉致被害者の皆さん、様々な理由で北朝鮮に行って戻れなくなった皆さんは、まず身辺の安全確保に万全を期してください。北朝鮮の外からの放送に注意してください。
何らかの方法で日本と連絡が取れる方は、連絡してください。電話なら、日本の国番号81の後に、9085179601、FAXは81356845059に連絡をしてください。」
続いて各国の反応など。1336に再びミサイル発射のニュースが2回繰り返されている。最近の北朝鮮情勢が切迫することから、特定失踪者の家族会が結成されたというニュース、救出への道コーナーは先週と同じ内容である。1352に「日本政府からのメッセージ」が出ている。再び情報を寄せてほしいと呼びかけ、電話番号などがアナウンスされている。1356:36にまたミサイル発射のニュースが流れている。
1405の「しおかぜ」は6090kHz、ジャミングは依然として6040kHzに垂れ流し、6090kHzは強力かつクリアーに聞こえている。この時間は「ふるさとの風」が再放送されている。
1430の「ふるさとの風」は9450、9560、9960kHz、3波とも極めて強力である。懐かしい日本の歌「雨降り」で放送開始、拉致問題開設は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、偽遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんのメッセージ。2016年9月東京で開催された「最終決戦は続いている!制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会」において収録したもの。おなじく2016年9月収録の弟さん松木信弘さんからのメッセージ。最後に2番目のお姉さん松木照代さんから、2014年2月収録のメッセージが出ている。このメッセージの1445あたりから全般に信号レベルが落ちてきた。
今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」、最後の周波数アナウンスは台湾送信波のみが出ている、スケジュールは古いままである。この番組は2017年2月9日、18日、27日、3月8日、17日、26日、4月8日、17日、5月5日と同じ内容である。