2017年04月30日

4月29日緊急警戒情報を放送

4月29日の「しおかぜ」は6040kHzで開始、ジャミングは聞こえない、受信状態は良好である。4月16日と同様緊急警戒情報から始まった。内容は新しくなっている。1312:45久しぶりにPipsジャミングが出てきた。
「こちらはしおかぜです。東京からお伝えしています。ここで北朝鮮に囚われたすべての日本人の皆さんに向け、身の安全にかかわる緊急警戒情報をお伝えします。
日本政府によると、北朝鮮は29日午前5時30ごろ、北朝鮮内陸部の北倉付近から一発の弾道ミサイルを北東方向に発射した模様、発射された弾道ミサイルは、約50キロ離れた北朝鮮内陸部に落下したものと推定されると発表しました。
これまでアメリカは北朝鮮金正恩に対し、核実験や弾道ミサイルの発射を実施した場合、報復として武力行使も辞さないと再三警告しています。またNHKは、日本の防衛省関係者によると、29日昼過ぎにかけて、アメリカ海軍空母カールビンソンが、長崎県沖対馬海峡を通過したと伝え、進路はさらに北上する見込みです。すでに射程距離内に入っているとも言われ、今後北朝鮮に対し、ミサイルによる空爆の危険性が非常に高まっています。北朝鮮内部に大きな混乱が発生するかもしれません。
拉致被害者の皆さん、北朝鮮に囚われた日本人の皆さん、常に緊急事態に備え、身の安全の確保を最優先に行動してください。有事の際、可能であるならば、イギリス、ドイツなど大使館へ避難してください。拉致被害者の皆さん、北朝鮮に囚われた日本人の皆さん、常に緊急事態に備え、身の安全の確保を最優先に行動してください。有事の際、可能であるならば、イギリス、ドイツなど大使館へ避難してください。しおかぜでは新たな情報が入り次第、皆さんにお伝えします。」
これが2回繰り返されている。
4月25日は人民軍創建記念日、この日にミサイルが発射されるのではないかという情報など。続いて緊急放送ISが出て緊急警戒情報が繰り返された。「救出への道コーナー」は家族会結成20年がたったことなど。いまだたった5人が帰ってきただけ。1322:18に「日本政府からのメッセージ」が出ている。内容は先週と同じ。この後は情報の連絡先として日本の電話番号、私書箱などがアナウンスされている。1325:25にまた緊急警戒情報が出ている。
後半1330も同じ日本語放送が出てきた。引き続きジャミングは出ているが八俣の電波のほうが強い。受信状態は良好である。

1300の朝鮮語、1330の日本語放送ともに、台湾からの電波は強く、受信状態は極めて良好である。この時間は毎日同じ番組が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9450、9560、9960kHzである。すべて強力に入感している。ただ9450kHzは10kHz下のジャミング放送がやたら帯域が広く幅を利かせている。
懐かしい日本の歌「富士の山」で始まった。 拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13歳である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ。横田滋さん、横田早紀江さん夫妻から2015年2月収録のメッセージが出ている。ウランバートルで孫娘と面会するなど驚愕した話も出ている。
続いて2016年10月2日に開催された「拉致被害者家族を支援するかわさき市民のつどい」で収録した横田早紀江さんの訴えが出ている。あの手この手を使い孫娘キム・ウンギョンと会わせるなど、現体制下ではトップとの関わりのあるめぐみさんを返すことは不可能で死亡したと洗脳、工作活動を通して拉致事件の幕引きを図ろうとしている。
さらに2015年8月に開催された「拉致問題を考える国民の集いin三重」における横田拓哉さんの訴えが出ている。最後に2015年11月新潟で開催された「忘れるな拉致 11.15県民集会」から弟さん横田哲也さんの声が出ている。
今日の一曲は無い。この番組は2017年2月3日、12日、21日、3月2日、29日、4月11日、20と同じである。
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