1300の「イルボネパラム」は9465と9940kHz、開始直後は9940kHzも強かったが10分と持たなかった。9465kHzは強力である。
1330の「ふるさとの風」は9705kHz、これも強力に聞こえている。拉致問題インフォメーションは、3月16日、ティラーソン国務長会との訪日、安倍総理と意見交換をしたことなど。ニュース解説は東京国際大学伊豆見元教授で「米国専門家の見方」について。
今週の一曲、朝鮮語は岡本真夜の「TOMORROW」、昨年8月にも登場している。日本語放送は1973年のヒット曲小柳ルミ子の「春のおとずれ」、2015年4月以来の登場、当時と同じ曲の組み合わせである。
ふるさとの声は有本加代子さんと明弘さんからのメッセージ、2017年3月の収録である。
番組の最後に、4月1日からの新しい周波数がアナウンスされた。日本語、朝鮮語放送とも毎日各4回に増強される。
1300の「しおかぜ」は6040kHz、同波の混信もほとんど影響はない。ジャミングもまだ5935kHzに居座っている。月曜日は公開されている失踪者の氏名生年月日などの読み上げである。
1405の「しおかぜ」は6090kHz、同波のCNR2の混信も弱く受信状態は良好である。この時間は先週3月20日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾送信の9560kHzが強力に入感している。懐かしい日本の歌「星の界」で始まった。星の界(ほしのよ)は明治43年に『星の界』(作詞 杉谷代水)として『中学唱歌』(田村虎蔵編)に登場し、いわゆる文部省唱歌として歌われ続けてきた。1970年、昭和45年からは『星の世界』(作詞 川路柳紅)という名で音楽の教科書にも載っている。讃美歌312番(What a Friend We Have in Jesus)のメロディが使われていることでもよく知られている名曲である。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージ、2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での収録から。
続いて2015年8月に日本政府制作のビデオメッセージから同じく平野フミ子さんから、そして中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、いずれも2013年2月の収録である。
今日の一曲は、これまでと同じ、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。
最後の周波数アナウンスは現在使われている台湾送信のみである。この番組は2017年2月1日、10日、19日、28日、3月9日、18日と同じ内容である。