1300の「しおかぜ」は5935kHz、ジャミングの中何とか聞こえている。土曜日は日本語放送から。日韓合同軍事演習について、3月1日の新聞報道からとして、過去最大規模で演習が実施された。金正恩を斬首作戦訓練も行われた。
トランプ米大統領の対北朝鮮政策について、2月27日の新聞報道から。あらゆる国連決議も無視する北朝鮮に対し、金正恩斬首作戦はいつでも実行に移すことができる。すでに北朝鮮周辺には配置済みで、いつでも指令待ちであるとしている。
石井元自治大臣が3月1日マカオで金正男氏と会談する予定であったと読売新聞の報道から。
救出への道コーナーでは3月7日のミサイル発射などについて。1322:22に「日本政府からのメッセージ」が出ている。最後にスケジュールのアナウンス、放送時間は平壌時間で行われている。
後半1330は朝鮮語放送、いずれも先週と同じ番組である。
1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」、台湾からの電波は弱いながらも何とか受信できでいる。この時間は毎日同じ番組である。拉致問題インフォメーションは2月22日、安倍総理は拉致被害者家族と面会した。その時の挨拶から。続いて、2月27日ワシントンDCで六者会談で北朝鮮情勢の意見交換をしたことなど。北朝鮮に関する日米韓三か国共同声明の内容が出ている。ニュース解説は「米国専門家の見方」について。
今週の一曲、朝鮮語放送は無し、日本語放送は宇佐美由美子の「無事を祈りて」、この曲は過去「しおかぜコンサート」などで歌われている。昨年11月にも登場している。
1430「ふるさとの風」は9560と9960kHz、昨日同様9560kHzが強力に入感している。懐かしい日本の歌「星の界」で始まった。
星の界(ほしのよ)は明治43年に『星の界』(作詞 杉谷代水)として『中学唱歌』(田村虎蔵編)に登場し、いわゆる文部省唱歌として歌われ続けてきた。1970年、昭和45年からは『星の世界』(作詞 川路柳紅)という名で音楽の教科書にも載っている。讃美歌312番(What a Friend We Have in Jesus)のメロディが使われていることでもよく知られている名曲である。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージ、2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での収録から。
続いて2015年8月に日本政府制作のビデオメッセージから同じく平野フミ子さんから、そして中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、いずれも2013年2月の収録である。
今日の一曲は、これまでと同じ、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。
最後の周波数アナウンスは現在使われている台湾送信のみである。この番組は2017年2月1日、10日、19日、28日、3月9日と同じ内容である。