いつも強力なジャミングで受信不可能な状態が続いている。そのジャミング、16日は1206に6085kHzへ出してきた。しかしこれは違うと気付いたか、1213に5935kHzへ仕切り直し。中国語をもつぶす勢いである。
1300の「しおかぜ」は英語が出ている。中国語の混信もあり受信状態は悪い。リモペルではソール近郊が最もよく聞こえている。
1300の「イルボネパラム」、9465kHzは開始直後は強力だったが、5分と持たなかった。急激にレベルダウン、ほとんど聞こえなくなってしまった。1330の「ふるさとの風」9705kHzもほとんど聞こえないレベル、受信状態は極めて悪い。
1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、パラオ送信の9960kHzは強力である。台湾送信の9560kHzも若干持ち直してきたようで、かろうじて聞こえている。懐かしい日本の歌「波浮の港」で始まった。
拉致問題解説は、曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も日本国内で工作員が活動している。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2016年2月収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。母と離れ離れになってもう38年にもなると訴えている。続いて2016年9月17日東京で開かれた「最終決戦は続いている!制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会」で収録したひとみさんの訴えが出ている。
きょうの一曲は1977年のヒット曲石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」、この1月に朝鮮語放送でも登場している。この番組は2017年2月8日、17日、26日、3月7日と同じ内容である。