暗殺事件以降、「北朝鮮」という表現が多くあり、一部ではこれは国名ではない、朝鮮半島北部を表す言葉だと言い張っている人もいるとか。国交のない日本にとっては北朝鮮は一地域を表す表現かもしれない。拉致事件が表面化してからはあの民主主義でもいない国の長い国名はふさわしくないと「北朝鮮」と表記するようになった。それまでは併記するなど特別扱いをさせられていたマスコミに批判があったのも事実。英国、米国、UAE、イランなど多くの国名を短く書くことは一般的なことである。それなのに過去北朝鮮だけ特別扱いしてきたマスコミ。流石に今では北朝鮮が一般的である。
昨日同様、1300代の朝鮮語と日本語放送は全く聞こえない。1330の9705kHzも極めて弱く音にならない。
1300の「しおかぜ」は5935kHz、これもジャミングこそ弱いが、中国語の混信が極めて強い。水曜日は前半後半とも朝鮮語放送である。1326:22と1356:22に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
1405の「しおかぜ」も5935kHz、若干八俣の電波が強くなり、何とか聞き取りができるレベルである。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾送信は聞こえない、パラオ送信はいつもの強さはないがかろうじて聞こえている。
懐かしい日本の歌は「荒城の月」で始まっている。拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によって平壌に連れていかれたことが判明している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、2016年2月に収録したお兄さん石岡章さんからのメッセージが出ている。今日の一曲は1979年のヒット曲、円広志の「夢想花」、この時間の番組も最初の曲が変更されたのみで後は従来と同じである。周波数アナウンスは台湾送信のみが出ている。2017年2月16日、25日、3月6日の再放送である。