2017年03月10日

3月9日ふるさとの風

1300の朝鮮語と日本語放送、台湾送信の2波は弱く実用には程遠い。昨日以上に信号は弱い。

同じく1300の「しおかぜ」は5935kHz、ジャミングと中国語の混信が強い。英語放送の出ていることだけは分かる。続く1405の「しおかぜ」も5935kHz、先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾送信は聞こえないがパラオの電波は強力である。懐かしい日本の歌「星の界」で始まった。
星の界(ほしのよ)は明治43年に『星の界』(作詞 杉谷代水)として『中学唱歌』(田村虎蔵編)に登場し、いわゆる文部省唱歌として歌われ続けてきた。1970年、昭和45年からは『星の世界』(作詞 川路柳紅)という名で音楽の教科書にも載っている。讃美歌312番(What a Friend We Have in Jesus)のメロディが使われていることでもよく知られている名曲である。
1.月なきみ空に きらめく光    
  嗚呼その星影 希望のすがた   
  人智は果てなし 夢窮の遠(おち)に
  いざ其の星影 きわめも行かん  
2.雲なきみ空に 横とう光
  ああ洋々たる 銀河の流れ
  仰ぎて眺むる 万里のあなた
  いざ棹させよや 窮理の船に

拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージ、2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での収録から。
続いて2015年8月に日本政府制作のビデオメッセージから同じく平野フミ子さんから、そして中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、いずれも2013年2月の収録である。
今日の一曲は、これまでと同じ、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。
最後の周波数アナウンスは現在使われている台湾送信のみである。この番組は2017年2月1日、10日、19日、28日と同じ内容である。
海峡之声は短波でも2系統出しているが、これまで1200に4MHzへ切り替えていた時間を1時間遅くしている。記録を調べたところ、2月28日までは1200だったのが、3月1日以降は1300に4900と4940kHzへ移動している。
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