2016年11月26日

11月25日ふるさとの風

25日の9MHz各波、1300の開始直後は強かったが、1320頃から9465、9950kHz共にスキップ状態に。全く聞き取り不可能である。

1300の「しおかぜ」、6145kHzもジャミングと中国語につぶされている。時々朝鮮語が聞こえてくる程度、内容は全く分からない。ほぼ毎日1340頃に強力なキャリアーが出てくるが、これは1400からジャミング放送を出すCNR1である。
1405の「しおかぜ」は5910kHz、この周波数だけ混信がないことからよく聞こえている。しかし25日はジャミングが強く受信状態が悪い。八俣送信でこの6180kHzだけが100kWとなっている。混信さえなければ出力は関係なくよく聞こえている。

1430の「ふるさとの風」は8日ごとのローテーションで1330と同じ番組が出ている。台湾からの9560kHzはしょぼしょぼだ、ほとんど音になってくれない。パラオの9960kHzは結構強く入感している。ジャミングは全く分からない。
拉致問題インフォメーションは11月2日ミャンマー連邦共和国のアウン・サン・スー・チー国家最高顧問と安倍首相との会談の様子など。地域・国際場裡の課題の中で、「北朝鮮問題に関し,拉致問題は自分にとって最重要課題であり理解と支援を得たい。また,北朝鮮の核,ミサイル問題や南シナ海問題等についても,ミャンマー政府と引き続き連携していきたい旨述べました。
 これに対して,アウン・サン・スー・チー国家最高顧問から,ミャンマーとインドとの関係,南シナ海及び北朝鮮の問題について発言がありました。」

また11月7日カザフスタン共和国のヌルスルタン・ナザルバエフ大統領と首脳会談後の「アジアの繁栄の世紀における拡大された戦略的パートナーシップに関する日本国とカザフスタン共和国の共同声明」では以下の様に述べている。
双方は,北朝鮮による核実験,弾道ミサイルの発射を最も強い表現で非難するとともに、これらは全く受け入れられず、これらは全て国際連合安全保障理事会決議第1718号、第1874号、第2087号、第2094号及び第2270号に明白に違反するものであるとともに核兵器の不拡散に関する条約(NPT)を中心とする国際的な軍縮・不拡散体制に対する重大な挑戦であると表明した。
双方は、北朝鮮による極めて無責任な行動は、地域的・国際的な平和と安全に対する重大な脅威であるとの認識を共有し、北朝鮮に対し、核実験や弾道ミサイル発射を含む更なる挑発行動を自制することを強く求めた。
また、双方は、北朝鮮に対し、関連国連安保理決議の下での義務及び六者会合共同声明の下でのコミットメントを完全に遵守すること、国際原子力機関(IAEA)保障措置及びNPTの遵守に復帰すること,全ての核・ミサイル計画を完全な、検証可能な、かつ、不可逆的な方法で放棄すること、そして全ての核関連活動を直ちに停止することを求めた。双方は,北朝鮮に対し、拉致問題を始めとする人権・人道問題を早期に解決することを求めた。

ニュース解説は「トランプ次期政権に対する北朝鮮の姿勢」について。拉致問題解説は、日本政府パンフレット「北朝鮮による日本人拉致問題」の中の拉致問題Q&Aから。
拉致問題とはどのような問題でしょうか。
1970年代から1980年代にかけて、北朝鮮が、多くの日本人をその意思に反して北朝鮮に連れ去りました。
北朝鮮は、長年にわたり日本人拉致を否定していましたが、2002年9月、当時の北朝鮮の主導者金正日国防委員長は、小泉総理との会談において、初めて日本人拉致を認め、謝罪しました。しかし、拉致された日本人のうち、日本に帰国できたのは5名にとどまっています。
5名以外の拉致被害者についても、政府は、その速やかな帰国を、北朝鮮に強く要求しています。
なぜ北朝鮮は日本人を拉致したのでしょうか。
第二次大戦後、朝鮮半島は韓国と北朝鮮に分断されました。北朝鮮は自らが主導して朝鮮半島を統一するために、多くのスパイ機関を設立したと言われています。
当時の金正日国防委員長は、日本人を拉致した理由として、⑴北朝鮮のスパイに日本語を教えるため、⑵北朝鮮のスパイが日本人に成りすますため、と説明しています。
北朝鮮は拉致問題を解決済みと主張していますが、これは本当でしょうか。
これまで北朝鮮は、拉致被害者のうち生存しているものはすべて日本に帰国させた、残りの拉致被害者は死亡もしくは入境せずとし、したがって拉致問題は解決したとしてきました。
しかし、北朝鮮が死亡と説明する根拠は極めて不自然で、全く納得のいくものではありませんでした。
2014年5月の日朝政府間協議の合意では、北朝鮮側は、従来の立場はあるもののすべての日本人に関する調査を包括的かつ全面的に実施し、最終的に、拉致問題をはじめとする日本人に関するすべての問題を解決する意思を示したところであり、政府としては、引き続き、すべての拉致被害者の帰国に向けて全力を尽くしていきます。

今週の一曲は1975年のヒット曲、野口五郎の「私鉄沿線」、2015年3月にも登場している。
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