2016年10月14日

10月13日ふるさとの風

1300代の9900と9950kHz、どちらも台湾からの電波、いつものように強力に入感している。しかし9950kHzは1305あたりからスキップ気味、次第に弱くなりほとんど聞こえない。
拉致問題インフォメーションは9月26日の衆参両委員会で北朝鮮の核実験に対し抗議声明を決議、これに対する安倍総理の発言が出ている。このあたりから9950kHzも復活、9900kHzと肩を並べている。
ニュース解説は「中国専門家の見方」について。ふるさとの声は9月17日に行われた「国民大集会」における横田早紀江さんのメッセージが出ている。
今週の一曲、朝鮮語は1980年のヒット曲、八神純子の「パープルタウン」、今年2月にも登場している。日本語放送は1962年のヒット曲、橋幸夫と吉永小百合の「いつでも夢を」、2014年11月以来の登場である。

1300の「しおかぜ」は5935kHz、強力なノイズジャミングに見舞われており全く聞こえない。それだけ八俣からの電波が弱い、完全にスキップしているようだ。時々女声の英語が聞こえている。後半若干強くなり中国語とけんかをしている。
1405の「しおかぜ」は5985kHz、ジャミングは分からない、ビルマ語と互角の勝負である。終了近くは若干八俣からの電波が優勢である。この時間は先週の1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、両波とも強力である。ジャミングは全くない。台湾送信が2秒近く早く聞こえているのはこれまでと同じである。
懐かしい日本の歌「月の砂漠」で始まっている、拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によって平壌に連れていかれたことが判明している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、2016年2月のお兄さん石岡章さんからの肉声によるメッセージが出ている。今日の一曲は1979年のヒット曲円広志の「夢想花」、とんでとんでとんでと何回も出てくる特徴のある歌で、いつまでも記憶に残っている曲のひとつである。この番組は2016年4月16日、25日、5月4日、22日、31日、6月9日、18日、27日、7月6日、15日、24日、8月2日、20日、29日、9月7日、16日、25日と同じ内容である。
1500代の「イルボネパラム」、台湾送信の9765kHzは極めて強力である。それでもバックでTRTが出ているのがわかる。これも1530までで以降急激に信号ダウン、聞きづらい。しかしには急上昇、S9+40dBまで持ち直した。パラオ送信の9975と9965kHzもクリアーである。
1600の「ふるさとの風」は9470kHz、10分ほど前からキャリアーを出しているが時々9765kHzに出ている朝鮮語が出てくる。やはり9470と9765kHzは同時に出る時間があることから別送信機ということになる。この時間も9470kHzは強力である。途中落ち込みもなくクリアーに聞こえている。1430と同じ番組が出ている。

9900 / 9560 / 9470
9950 / 9765

1600の「しおかぜ」は5915kHz、Pipジャミングが出ているが弱く全く影響はない。英語放送がよく聞こえている。放送終了と同時にジャミングも止まっている。
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