1300の「しおかぜ」は5985kHzジャミングは無い、まだ5965kHzへ垂れ流しである。八俣の信号は強力、受信状態は極めて良好である。冒頭部分はこれまでと同じで、中波1431kHzで平壌時間零時から零時30分まで放送するというアナウンスが出ている。実際に放送されているという情報はない。
まず北朝鮮が弾道ミサイルを潜水艦から発射されたおいうニュースから。しかし8月25日公開された写真が作られたものではないかという情報。
潜水艦はただ単に写真撮影にために用意された、実際には別の装置から発射されたものを合成した写真であるという。北朝鮮にはそんな潜水艦は存在しなということ。
拉致被害者の高齢化について、調査会ニュース2272号からの話題。「知人と北朝鮮情勢の話をしていてふと思ったことがありました。我々はたびたびご家族の高齢化(それは同時に被害者の高齢化でもあります)について強調しますが、北朝鮮にとっても、もし何らかの交渉によって利益を得ようとするなら残された時間はそれほど多くないということです。
もし、このままの状態が続いて、やがて直接の当事者がいなくなってしまえば、北朝鮮に対して残るのは恨みだけです。また、「憲法9条を守ろう」とか「あくまで話し合いで」という言葉も、時が経つにつれて聞かれなくなるでしょう。憲法にどう書いても現実は変えられません。今だって憲法に「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」と書いているのに戦車や軍艦や戦闘機を持っている国ですから。
わが国は明治以来約150年の前半は世界中の大国と喧嘩をしてきました。骨董品で売るような兵器で、しかも「魚粉飼料工場」などまで軍がやっている国とはいざとなれば比べものになりません。「取引材料」があるうちに話を進めた方が北朝鮮にとってもはるかにましな選択ではないのでしょうか。
別に脅かしているわけではありません。今のうちなら北朝鮮はなにがしかのものを得られる可能性があります。しかし先に行けばいくほど状況が悪くなることは確実です。このニュースをご覧になった方で北朝鮮側と何らかの接点がある方はぜひ先方にお伝え下さい。「今のうちに話し合いに応じた方が身のためだよ」と。」
続いて北朝鮮の鉄道事情について、90年前と到着時間がほとんど変わっていないというニュース。全くスピードアップがされていないということ。
1352:17に「日本政府からのメッセージ」が出ている。放送スケジュールは平壌時間でアナウンスされている。緊急放送ISに次いで日本への連絡用電話番号などが告知されている。
1405の「しおかぜ」は7325kHz、昨日に次いで弱い、5985kHzの受信状況からして、この7325kHzが100kW送信かと思えてくる。実際がどうなのかは知らない。
日曜日の「イルボネパラム」朝鮮語と「ふるさとの風」は各3回とも同じ番組である。拉致問題インフォメーションは8月12日韓国外交部長官との電話会談を行い、その後の臨時記者会見での発言から。ニュース解説は「中国専門家の見方」について。拉致問題解説は拉致を排除できない失踪者について日本政府の取り組みについて。特定失踪者問題調査会についても解説、北朝鮮に向けて毎日、短波放送「しおかぜ」を6000kHz付近で放送していることも述べている。
ふるさとの声は市川修一さんへ、2016年2月収録のお兄さん市川健一さんからのメッセージが出ている。
今週の一曲は朝鮮語、日本語放送とも同じ、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である、過去今日の一曲で幾度も登場している。