1300代の9900と9950kHz、両波とも台湾送信だが、9950kHzが極めて弱い。1323にジャミングが出て埋没してしまった。9900kHzは強力である。拉致問題インフォメーションは7月28日、国連安保理「アフリカにおける平和構築」における公開討論から岸田外務大臣ステートメントなど。ニュース解説は「国連安保理の北朝鮮制裁に反対した中国」について。このあたりから9900kHzも落ち込みが激しくなってきた。バックでジャミングの出ているのがわかる。
拉致問題解説は田中実さんについて。1978年6月、北朝鮮からの指示を受けた大阪の中華料理店主の在日朝鮮人により、言葉巧みに誘い成田からウィーンに出国させ、その後、北朝鮮に拉致したものである。当時28歳である、2005年拉致被害者に認定された。日本にはスパイを取り締まる法律はなく、この在日朝鮮人も国内に住んでいたが、2014年死亡したとされる。
ふるさとの声は、増元るみ子さんの友人から2015年に収録したメッセージ。今週の一曲は朝鮮語が 岡本真夜の「TOMORROW」、昨年4月にも登場。日本語は1974年のヒット曲、あいざき進也の「気になる17才」、昨年7月に初登場して以来である。1350ごろから信号は更に弱くなり全く聞き取れない、1357番組終了。
1300の「しおかぜ」は5965kHz、早くも1200過ぎには強力なジャミングを出している。1228に止まったが一分後に再開している。八俣の電波も強いがほぼ互角の勝負、かなり耳障りなジャミングで聞きづらい。水曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。
この5965kHzへのジャミングは連日1500過ぎまで垂れ流しになっているが、17日は1426に停波している。しかし1405の7325kHzにはジャミングがない。クリアーに聞こえている。15秒後早くも5915kHzへ出してきた。
1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、ジャミングは無い。台湾送信の9560kHzが1.2秒ほど早く聞こえている。珍しく台湾送信の9560kHzが弱い、かなりノイジーな状態である。懐かしい日本の歌「春の歌」で始まった。拉致問題開設は有本恵子さんの事案について。1983年7月ごろコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人はよど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に家族全員死亡と北朝鮮は虚偽報告している。
ふるさとの声は有本恵子さんご家族からのメッセージ、お父さん有本明弘さんから、2015年8月日本政府制作のビデオメッセージ。続いてお母さん有本加代子さんから、2015年3月収録メッセージと2015年8月日本政府制作のビデオメッセージが出ている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」、この番組は2016年4月21日、5月1日、10日、19日、28日、6月6日、24日、7月3日、12日、21日、30日、8月8日と同じ内容である。