1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は9900と9950kHz、両波ともジャミングはない。受信状態は良好である。この時間は毎日同じ番組が出ている。しかし1330に9910から9950kHzにかけて強力なジャミングが出てきた。両波とも特に9950kHzはかなり聞きづらくなっている。
今週の一曲、朝鮮語は沢田研二の「勝手にしやがれ」、過去何回も登場している曲である。日本語は1977年のヒット曲ダウンタウンブギウギバンドの「サクセス」が出ている 。
1300の「しおかぜ」は5965kHz、八俣の信号は極めて強くジャミングはわからない。S9+50dB以上もあり完全にジャミングをつぶしている。金曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。
1400の「しおかぜ」は7325kHz、ジャミングはわからない。引き続き八俣の信号は強力である。この時間は日本語放送で、先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。毎日同じ番組である。
1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、両波とも強力に入感している。しかし9960kHzは若干下からのジャミングの影響を受けている。
懐かしい日本の歌「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我ミヨシさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も日本国内で工作員が活動している。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2016年2月収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。母と離れ離れになってもう38年になる。続いて2015年9月東京で開かれた「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録したひとみさんの訴えが出ている。
今日の一曲は1976年のヒット曲荒井由実の「あの日にかえりたい」、2013年11月以来の登場。この番組は2016年4月15日、17日、26日、5月14日、23日、6月1日、10日、19日、28日、7月7日、16日、25日と同じ内容である。