1300の「イルボネパラム」と「ふるさとの風」は9900と9950kHz、両波とも台湾送信でジャミングは無い。受信状態は良好である。この時間は毎日同じ番組が出ている。
今週の一曲、朝鮮語は藤井フミヤの「TRUE LOVE」、昨年12月に初めて登場した曲である。日本語は1968年のヒット曲ピンキーとキラーズの「恋の季節」である。
1342に9910kHzへジャミングが出てきたが弱い、1345開始のKTWRもよく聞こえている。昨日まで9920kHzに出ていたKNLSが出ていない。
1300の「しおかぜ」は5965kHz、この時間はまだ5935kHzにジャミングが出ているようだ。5965kHzはクリアーに聞こえている。しかし10kHz下のCRIが強く被りがきつい。木曜日は英語放送である。
1405の「しおかぜ」は7325kHz、ジャミングは分からない、八俣の信号はやや弱く5kHz上の混信が激しい。この時間は「ふるさとの風」が出ている。1426過ぎには1430に開始するCRIのキャリアーも出て受信状態は悪化する。
1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、ジャミングは9910kHz付近にに出ており影響は無い。受信状態は良好である。9560kHzの台湾送信が早く聞こえている。
懐かしい日本の歌「汽車」で始まった。拉致問題解説は田口八重子さんについて。1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(=金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のでっち上げだとし認めていない、韓国も機体引き上げの捜査をしないなどおかしな事件である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから2015年3月4日収録されたもの。続いて2016年2月7日に政府拉致問題対策本部、東京都の共催により開催された、「北朝鮮拉致問題の解決を願う都民の集い」における収録から。そしてお兄さん本田勝さんからのメッセージは2016年2月に収録されたメッセージ、地元の民謡を歌っている。最後に2015年9月に東京で開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録した飯塚耕一郎さんからのメッセージが出ている。今日の一曲は1975年のヒット曲布施晃の「シクラメンの香り」である。この番組は2016年4月20日、29日、5月8日、17日、26日、6月4日、13日、22日、7月10日、19日と同じ内容である。