1300の「しおかぜ」は5935kHz、ジャミングは出ているが弱い、八俣の信号は強く受信状態は良好である。18日月曜日は中国語が出ている。3週毎の月曜日に中国語番組は放送されている。
後半1330は朝鮮語放送である。
1405の「しおかぜ」も5935kHz、この時間も強力に聞こえている。毎日「ふるさとの風」が放送されている。今日から一週間は7月11日から1330に放送された番組である。1418にジャミングは止まった。
1300代の9900と9950kHz、18日は9950kHzに強烈なジャミングが出ている。かなり聞きづらいが、9900kHzはクリアーである。それでも広帯域に出ており、9900から9990kHzまで影響を与えている。いつも9910kHzに出すジャミングが1230を過ぎても出てこない、どうやら早めに9950kHzへ出したようだ。
拉致問題インフォメーションは7月15日に札幌市で北朝鮮向け短波ラジオ放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録 ~希望の光、届け海を越えて!~が開催されたこと。当日の模様が詳細に伝えられた。
ニュース解説は「サード配備の決定」の決定について。米国が韓国駐留米軍にサードを配備することになったいきさつなどについて。
拉致問題解説は久米裕さんについて。1977年9月19日、石川県宇出津海岸付近にて拉致された。主犯格である北朝鮮工作員、金世鎬(キム・セホ)について、平成15年1月逮捕状の発付を得て国際手配しており、政府として北朝鮮側に身柄の引渡しを要求している。しかし北朝鮮は入国はしていないとしている。共犯者の在日朝鮮人は逮捕され拉致を自供している。当時4770kcで出ていた乱数放送は解読されており、「南山の青い松」が流れたら接触せよとの指令で拉致が決行された。しかし本人の意思で渡ったという自供から、また本人の確認が取れないということから立件できず捜査は打ち切られた。実にオメデタイ捜査であった。拉致され日本に居ないのにどうやって意思を確認するのだろう。
ふるさとの声は日本政府制作のビデオメッセージから、有本恵子さんのご両親からのメッセージ。これは2015年8月に収録された。
今週の一曲朝鮮語はORIGINAL LOVEの「接吻」、昨年10月に初登場している。日本語はは1963年のヒット曲、坂本九の「見上げてごらん夜の星を」、2011年12月以来の登場である。
月曜日はこのあと1430と1600も同じ番組が出ている。これは8日ごとのローテーションのため日・月とこの現象が続く。1430の9560kHzはジャミングは無くクリアーだが、9960kHzは9950kHzへのジャミングが被っている。1457番組終了、9560kHzはすぐに停波、9960kHzはBabcock Musicが出てきた。