1300の「イルボネパラム」とふるさとの風」。両波とも台湾送信だが、台風の直撃の影響はなく通常通り電波が出ている。9900kHzは10分ほど前からキャリアー出しているが9950kHzは直前に開始。ジャミングは無く受信状態は良い。
1300の「しおかぜ」は5935kHz、8日は1249にジャミングを出してきた。中国語とほぼ同じ強さだ。八俣の信号は強くS9+40dBを優に越している。金曜日は朝鮮語放送である。ジャミングはほとんどわからない。1326:22と1356:28に「日本政府からのメッセージ」が出ている。7月15日に札幌市で開催される短波放送生中継の案内である。
「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録生中継
2016年7月15日、金曜日
1000-1200UTC 9900kHz
1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、両波ともジャミングがない、受信状態は良好である。台湾送信の9560kHzが1秒ほど早く聞こえている。
懐かしい日本の歌「お馬」で始まっている。拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、2016年3月18日福岡西鉄ホールで開催された公開収録でのお姉さん斉藤文代さんのメッセージ。帰国も果たせず、両親が亡くなったことを述べている。同じく2番目のお姉さん松木照代さんから、2014年2月28日収録のメッセージ。最後に2016年2月収録の弟さん松木信弘さんからのメッセージ。今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」でこれまでと同じである。この番組は2016年4月18日、5月6日、15日、24日、6月2日、11日、20日、29日と同じ内容である。