2016年07月04日

7月3日「しおかぜ」

1300代の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」はジャミングもなく受信状態は良好である。1335頃から9910kHzへジャミングが出てきたが、いつもより弱い。日曜日は通算で470週最後の放送になる。と思ったが、1330の日本語放送は違う番組が出ている。
9900kHzは通常通り昨日と同じ番組が出ているが、9950kHzは本来1430に放送されるべき番組が出てきた。6月29日1430に放送された番組である。というわけで懐かしい日本の歌「お馬」で始まっている。しかし番組内容は2016年4月以前に放送された古いものである。
この2波はどちらも台湾送信であるが、送信サイトは異なっている。9950kHzの送信所で誤送出なのか、あるいは番組のローテーションを変えたのか知らない。
9900kHzはいつものように1357に放送終了である。

1300の「しおかぜ」は5935kHz、ジャミングは全くない、八俣の信号も強くローカル局並みに受信できている。先週並びに昨日と同じ番組である。1352:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。この中で拉致問題対策本部事務局と特定失踪者問題調査会共催で7月15日に札幌市内で「北朝鮮向け短波ラジオ放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録in札幌 ~希望の光、届け海を越えて!~ 」の開催が告知された。この模様は当日1900-2100JST、短波9900kHzで生中継される。

「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録生中継
2016年7月15日、金曜日
1000-1200UTC 9900kHz


1405の「しおかぜ」も5935kHz、引き続き強力に入感している。この時間は「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、この時間もジャミングは全くない。9560kHzの方が約1秒以上早く聞こえている。受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「春の歌」で始まった。拉致問題開設は有本恵子さんの事案について。1983年7月ごろコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人はよど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に家族全員死亡と北朝鮮は虚偽報告している。
ふるさとの声は有本恵子さんご家族からのメッセージ、お父さん有本明弘さんから、2015年8月日本政府制作のビデオメッセージ。続いてお母さん有本加代子さんから、2015年3月収録メッセージと2015年8月日本政府制作のビデオメッセージが出ている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」、約一年ぶりの登場である。この番組は2016年4月21日、5月1日、10日、19日、28日、6月6日、24日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9470kHzと9960kHz。9470kHzの台湾送信は、懐かしい日本の歌「お馬」で始まった。1330の9950kHzと同じ番組が出てきた。当然内容も同じで今年4月以前に放送された内容である。ふるさとの声は26歳で拉致された松木薫さんへのメッセージ、お姉さん斉藤文代さんから2015年3月6日収録の内容である。続いて2番目のお姉さん松木照代さんから、2014年2月28日収録のメッセージ。最後に2015年2月24日収録の弟さん松木信弘さんからのメッセージが出ている。
今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。最後の周波数アナウンスも古いままである。
一方パラオ送信の9960kHzは1430と同じ番組、懐かしい日本の歌「春の歌」で始まった。
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