1300代の9900と9950kHz、いつも1333頃から出てくる9910kHzへのジャミングが比較的おとなしい。両波ともクリアーに聞こえている。この時間は毎日同じ番組が出ている。
1300の「しおかぜ」は5935kHz、ジャミングが出ているが、八俣の電波が強く聞き取りは十分可能である。先週と同じ番組が出ている。特定失踪者問題調査会と救う会秋田の共催による特別検証について。さる6月10日、秋田県において特別検証を行った。これについては産経新聞が報道している。秋田県内で生起した北朝鮮工作員らによる密出入国事案の現場海域を主に海上から検証し、あわせて秋田県関連の特定失踪者の事案等の関連性について検討、男鹿脇本事件及び同時期近隣地域での不審人物目撃情報、脇本海岸は遠浅の海岸で砂浜の先は防風林になっていて人目に付きにくい。また男鹿半島が防波堤の役割をして波が静かであり密出入国に適地であると実感した。特に運動能力の高い工作員ではない一般人(拉致被害者も含め)の移送には容易に浸透できる場所が必要と思われ、その意味でも男鹿脇本事件以前にはかなり頻繁に使っていたものと想像された。
続いて招待所について、四国で行われた非公開のシンポジウムにおいて、「招待所」について話し合いがされた模様。平壌からさほど遠くない場所で多くの拉致被害者たちが生活していたとされる。張成沢(チャンソンテク)氏について。
1322:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。この中で拉致問題対策本部事務局と特定失踪者問題調査会共催で7月15日に札幌市内で「北朝鮮向け短波ラジオ放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録in札幌 ~希望の光、届け海を越えて!~ 」の開催が告知された。この模様は当日1900-2100JST、短波9900kHzで生中継される。
「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録生中継
2016年7月15日、金曜日
1000-1200UTC 9900kHz
1430の「ふるさとの風」は9960kHzパラオ送信と9560kHzの台湾送信の2波、9960kHzにはジャミングが出ているようにも見えるがよく分からない、パラオの信号は強く大きな影響はないようだ。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。 拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日の夕方新潟市内の中学校下校時に行方不明になった。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ。横田滋さん、横田早紀江さん夫妻から2015年2月収録のメッセージが出ている。ウランバートルで面会した孫娘とされる話も出ている。
続いて2015年9月に東京で開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」における横田早紀江さんの訴えが出ている。あの手この手を使い孫娘キム・ウンギョンと会わせるなど、現体制下ではトップとの関わりのあるめぐみさんを返すことは不可能で死亡したと洗脳、工作活動を通して拉致事件の幕引きを図ろうとしている。
さらに2015年8月に開催された「拉致問題を考える国民の集いin三重」における横田拓哉さんの訴えが出ている。最後に2015年11月新潟で開催された「忘れるな拉致 11.15県民集会」から弟さん横田哲也さんの声が出ている。この番組は2016年4月10日、12日、21日、30日、5月9日、18日、27日、6月5日、14日と同じ内容である。