1300代の「イルビネパラム」朝鮮語と「ふるさとの風」は9900kHzと9950kHz、9950kHzにはジャミングが出ているようだが、9910kHzのおこぼれの可能性も否定できない。これまでの例では9910kHzへのジャミングが止まるとこのふき日台が静かになる。拉致問題インフォメーションは6月1日日米韓の六者会合首席代表者による会合が開催され、概要が報告された。
ニュース解説は「スタンフォード大学で北朝鮮問題に関する国際会議」について。あるがままの北朝鮮を意識して交渉しなければならないと力説している。ふるさとの声は曽我ひとみさんからの日本語と朝鮮語のメッセージ、2016年2月に収録したものである。19歳で拉致されたひとみさんは今年57歳である。
今週の一曲朝鮮語はZooのChoo Choo Train、日本語は1968年のヒット曲ザ・タイガースの「花の首飾り」である。
1300の「しおかぜ」は5935kHz、ジャミングが結構強い、次第に八俣の電波も強くなり1320ごろにはジャミングも目立たなくなった。昨日と同じ番組で、朝鮮語のあと1330から日本語放送である。
救出への道コーナーのあと1352:17の日本政府からのメッセージは、来る7月15日に拉致問題対策本部事務局と特定失踪者問題調査会共催で7月15日に札幌市内で「北朝鮮向け短波ラジオ放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録in札幌 ~希望の光、届け海を越えて!~ 」の開催が告知された。この模様は当日1900-2100JST、短波9900kHzで生中継される。
「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録生中継
2016年7月15日、水曜日
1000-1200UTC 9900kHz
1405の「しおかぜ」は5935kHz、ジャミングは弱くほとんど聞こえない、八俣の信号はさらに強く、きりあーに聞こえている。この時間は「ふるさとの風」が放送されている。
1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、両波ともジャミングは聞こえないが9910kHzには強力なジャミングが出ている。受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「どんぐりころころ」で始まった。 拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
続くふるさとの声は拉致被害者松本京子さんへ、2016年2月に収録のお兄さん松本肇さんからの新しいメッセージ。そして2015年8月に日本政府が制作した松本肇さんのビデオメッセージ。京子さんが当時縫製会社に勤めていた同僚だった友人福本成子さんとウメさん二人から2007年の収録メッセージ、同級生矢倉修さんからも、これも2007年収録で過去放送されたメッセージと同じ内容ある。
今日の一曲は1977年のヒット曲狩人の「あずさ2号」、いまだに旅立ったまま、生涯帰ることのできない人はどんな思いで聞くのだろう。この曲で一躍有名になった列車で、現在新宿8時発は特急スーパーあずさ5号である。最後の周波数アナウンスは台湾送信の日本語放送は9900、9560、9470kHz、朝鮮語放送は9900、9765kHzのみでパラオの周波数アナウンスは無い。この番組は2016年4月15日、24日、5月3日、12日、6月8日、17日と同じ内容である。