今日からまた一部新しい番組が始まている。1300代の9900と9950kHzはジャミングもなくクリアーに聞こえている。拉致問題インフォメーションは6月1日、東京において,石兼公博アジア大洋州局長、ソン・キム米国国務省北朝鮮政策担当特別代表、金烘均(キム・ホンギュン)韓国外交部朝鮮半島平和交渉本部長の参加の下、日米韓の六者会合首席代表者による会合が開催され、概要が報告された。
本会合では,先般の朝鮮労働党大会の結果と最近の北朝鮮情勢を分析し,認識を共有するとともに,今後の北朝鮮政策について意見交換を行いました。また,核・ミサイル・拉致といった北朝鮮をめぐる諸懸案の解決に向けて,三か国で緊密に連携して対応していくことを確認しました。
また,北朝鮮が,5月31日の弾道ミサイル発射を含め,核・ミサイル開発を継続する姿勢を示していることは断じて容認できず,北朝鮮に対し,挑発行動を自制し,安保理決議等を遵守するよう強く求めていくとともに,諸懸案の解決に向け,実効的な圧力を強化していくことで一致しました。
なお,拉致問題の解決に向けた我が国の取組についても,改めて米韓両国から理解と支持を得ました。
ニュース解説は「スタンフォード大学で北朝鮮問題に関する国際会議」について。あるがままの北朝鮮を意識して交渉しなければならないと力説している。ふるさとの声は曽我ひとみさんからの日本語と朝鮮語のメッセージ、2016年2月に収録したものである。19歳で拉致されたひとみさんは今年57歳である。
今週の一曲は1968年のヒット曲ザ・タイガースの「花の首飾り」、この6月6日にも登場している。
1300の「しおかぜ」は5935kHz、八俣の信号が強く、ジャミングもほとんど影響はない。月曜日は前半、後半とも拉致被害者、失踪者の氏名生年月日の読み上げである。
1405の「しおかぜ」も5935kHz、受信状態は良好である。先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、両波ともジャミングがない、受信状態は良好である。台湾送信の9560kHzが若干早く聞こえている。
懐かしい日本の歌「お馬」で始まっている。拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、2016年3月18日福岡西鉄ホールで開催された公開収録でのお姉さん斉藤文代さんのメッセージ。帰国も果たせず、両親が亡くなったことを述べている。同じく2番目のお姉さん松木照代さんから、2014年2月28日収録のメッセージ。最後に2016年2月収録の弟さん松木信弘さんからのメッセージ。今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」でこれまでと同じである。この番組は2016年4月18日、5月6日、15日、24日、6月2日、11日と同じ内容である。