2016年06月13日

6月12日ふるさとの風

1300代の9900と9950kHzはいずれも台湾送信、ジャミングは全くない、両波とも強力、受信状態は極めて良好である。拉致問題インフォメーションは、5月20日衆議院の特別委員会冒頭、加藤勝正拉致問題担当大臣のワシントンDC訪問の報告から。日付こそ違うが、内容は先週と同じである。
母恋しニュース解説は「ムスダン弾道ミサイル発射失敗」について。これまでの4発すべてが失敗に終わっている。拉致問題解説は原敕晁さんについて。1960年6月北朝鮮工作員辛光洙らによって宮崎県青島海岸から工作船に乗せられ拉致された。当時43歳で、李三俊・在日朝鮮人大阪府商工会理事長の経営する中華料理店「宝海楼」の店員をしていた。その後辛光洙は原さんになりすまし日本に不法入国。偽造パスポート、運転免許証、国民健康保険証まで取得し、1985年2月、原さん名義の旅券を持って韓国に入国し逮捕され、韓国当局の取り調べによって原さん拉致事件が明らかにされた。1984年田口八重子さんと結婚、1986年死亡としているが何の根拠もなく、こうした事実はない。2002年に急きょ作成した偽物で信用できるものではない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お父さん松木信弘さんからのメッセージ、2016年2月21日収録。
今週の一曲、朝鮮語はLe Coupleル・クプルの「ひだまりの詩」、今年3月にも登場している。日本語は桜井純恵さんの「母恋し」、2010年9月以来の登場である。大正時代に沖縄で作曲された名曲である。

1300の「しおかぜ」は5935kHz、開始前1240:30から強烈なジャミングを出している。西蔵放送中国語がつぶされた。八俣の信号も若干弱いのかほぼPipジャミングにつぶされている。前半朝鮮語、後半日本語放送で昨日と同じ番組である。かなり聞きづらい。1355にジャミングが停波、最後だけは聞きやすくなった。
1405からの5935kHzもジャミングは止まったままである。若干八俣の信号が弱く中国語の混信が耳障りである。先週1330の放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、どちらもジャミングは無い。受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。お姉さん平野フミ子さんから2016年3月福岡西鉄ホールで開催された公開合同収録したメッセージ。続いて平野フミ子さんから2015年9月東京で開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」における訴えが出ている。18年たってもたった8人しか帰国していないと深刻な訴えである。同じく2015年8月日本政府収録のビデオメッセージから。
続いて中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴えは2013年2月収録、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、これも2013年2月の収録。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2016年4月28日、5月7日、16日、25日、6月3日と同じ内容である。
1600の「ふるさとの風」は9470と9960kHz、両波ともジャミングはない、受信状態は良好である。1430と同じ番組が出ている。台湾送信のほうが0.6秒ほど早く聞こえている。

1600の「しおかぜ」は6165kHz、ノイズジャミングが出ているが大きな影響はない。八俣の電波が優勢である。昨日と同じ番組で、前半朝鮮語、後半は日本語放送である。
放送終了後も一時間以上ジャミングを垂れ流している。
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