2016年06月09日

6月8日ふるさとの風

8日水曜日の9950kHzはジャミングがない、9900kHzとともに受信状態は良好である。両波とも強いが9950kHzの方が音量が小さい、変調が浅く感じられる。1350頃から9950kHzにはベトナムからのジャミングが聞こえている。これは1400開始のRFAへの妨害用だ。1330-1530の「荒野の声」は7620kHzに出ているが、これには激しいジャミングがかけられている。
今週の一曲、朝鮮語はLe Coupleル・クプルの「ひだまりの詩」、今年3月にも登場している。日本語は桜井純恵さんの「母恋し」、2010年9月以来の登場である。大正時代に沖縄で作曲された名曲である。

1300の「しおかぜ」は5935kHz、ジャミングは確認できない。5965kHzへの垂れ流しは止まっているのでこの5935kHzへ移動したかもしれない。受信状態は極めて良好である。水曜日は前半後半とも朝鮮語が出ている。
1405の「しおかぜ」も5935kHz、この時間も強力である。毎日「ふるさとの風」を出している。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、両波ともジャミングは全くない、受信状態は極めて良好である。懐かしい日本の歌「どんぐりころころ」で始まった。 拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
続くふるさとの声は拉致被害者松本京子さんへ、2016年2月に収録のお兄さん松本肇さんからの新しいメッセージ。そして2015年8月に日本政府が制作した松本肇さんのビデオメッセージ。京子さんが当時縫製会社に勤めていた同僚だった友人二人から2007年の収録メッセージ、同級生矢倉修さんからも、これも2007年収録で過去放送されたメッセージと同じ内容ある。
今日の一曲は1977年のヒット曲狩人の「あずさ2号」、いまだに旅立ったまま、生涯帰ることのできない人はどんな思いで聞くのだろう。この曲で一躍有名になった列車で、現在新宿8時発は特急スーパーあずさ5号である。最後の周波数アナウンスは台湾送信の日本語放送は9900、9560、9470kHz、朝鮮語放送は9900、9765kHzのみでパラオの周波数アナウンスは無い。この番組は2016年4月15日、24日、5月3日、12日と同じ内容である。

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