1300代の9900と9950kHz、両波とも強力である、しかし9950kHzにはジャミングがかけられている。9900kHzはジャミングは無くクリアーである。後半1332に9910kHzへジャミングが出るためその影響で若干ノイジーになる。これは1345に開始するKTWRへのジャミングである。
拉致問題インフォメーションは、5月12日衆議院の特別委員会冒頭、加藤勝正拉致問題担当大臣の報告から。
ニュース解説は「韓国専門家の見方」について。拉致問題解説は田中実さんについて。1978年(昭和53年)6月、北朝鮮からの指示を受けた大阪の中華料理店主の在日朝鮮人により、言葉巧みに誘い成田からウィーンに出国させ、その後、北朝鮮に拉致したものである。当時28歳である、2005年拉致被害者に認定された。日本にはスパイを取り締まる法律はなく、この在日朝鮮人も国内に住んでいたが、2014年死亡したとされる。ふるさとの声は田口八重子さんのお兄さん本間勝さんの2016年2月18日収録されたメッセージ、佐渡の民謡も歌っている。
今週の一曲朝鮮語は、槇原敬之の「どんなときも」、今年3月にも登場している。日本語放送は1977年のヒット曲尾崎亜美の「マイピュアレディー」、昨年5月に登場、一年ぶりに聞く曲である。
1300の「しおかぜ」は5935kHz、周波数変更3日目、ジャミングは全くない、ローカル局並みに強い、S9+60dBに迫る強さである。2日木曜日は英語放送である。
つづく1405の「しおかぜ」も5935kHz、依然として信号は強い、この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾送信の9560kHzはジャミングがない、受信状態は良好である。パラオ送信も強いがジャミングの出ているのが確認できる。
懐かしい日本の歌「お馬」で始まっている。拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、2016年3月18日福岡西鉄ホールで開催された公開収録でのお姉さん斉藤文代さんのメッセージ。帰国も果たせず、両親が亡くなったことを述べている。同じく2番目のお姉さん松木照代さんから、2014年2月28日収録のメッセージ。最後に2016年2月収録の弟さん松木信弘さんからのメッセージ。今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」でこれまでと同じである。この番組は2016年4月18日、5月6日、15日、24日と同じ内容である。