今日からまた新しい内容の番組が出ている。通算で464週目の放送、1300の9900kHzはジャミングがない、9950kHzはPipsジャミングが1247にお出まし、しかし台湾の信号の方が強くほとんど影響はない。後半9900kHzにはノイズジャミングはかぶっているが、これは9910kHz、KTWRへのジャミングである。
23日の放送からまたアナウンサーの声が違うような気がする。拉致問題インフォメーションは5月6日ロシアを訪問した安倍総理の北朝鮮に関する部分の声明などから。5月5日岸田外務大臣のベトナム訪問についてなど。ニュース解説は「南北朝鮮の北朝鮮の対応」について。
ふるさとの声は横田早紀江さんのメッセージ、次いでめぐみさんの弟、横田哲也さんと横田拓哉さんのメッセージ。今週の一曲は1975年のヒット曲バンバンの「いちご白書をもう一度」、この曲は2008年9月の第61週に登場したのが最初、その後2013年11月、2015年9月にも登場している。
1300の「しおかぜ」は5965kHz、ノイズジャミングが出ているが八俣からの電波が強く大きな影響はない、後半は幾分ジャミングも目立つようになってきた。月曜日は日本語放送、公開されている失踪者と拉致被害者の氏名生年月日の読み上げである。
1405の「しおかぜ」は7325kHz、この周波数もジャミングは無い、まだ5965kHzへ垂れ流しが続いている。しかし7330kHzのCRIロシア語が強く受信状態は悪い。それだけ八俣の電波が弱いということになる。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9560kHz台湾送信と9960kHzパラオ送信の2波である。両波ともジャミングは全く聞こえない、受信状態は良好である。懐かしい日本の歌は「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我ミヨシさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も日本国内で工作員が活動している。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2016年2月収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。母と離れ離れになってもう38年になる。続いて2015年9月東京で開かれた「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録したひとみさんの訴えが出ている。
今週の一曲は1976年のヒット曲荒井由実の「あの日に帰りたい」、2013年11月以来の登場。この番組は2016年4月15日、17日、26日、5月14日と同じ内容である。