1300の「しおかぜ」は5965kHz、ジャミングは無い、依然として5935kHzに垂れ流しが続いている。受信状態は良好である。まず日本語放送から、4月14日の熊本地震に関するニュースから。1981年6月20日に失踪の安達俊之さんへお母さんの美智子さんからのメッセージ。続いて三宅前衆議院委員からのメッセージが出ている。
北朝鮮の韓流について、デイリーNKからの情報。救出への道コーナーと続く、地震に関するニュースなどが出ている。1322:17に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
同じく1300代の「イルボネパラム」朝鮮語と「ふるさとの風」日本語放送は9900と9950kHz、いずれも台湾送信だが、9950kHzはノイズジャミングが強くノイジーである。しかし9900kHzは依然としてジャミングは無くクリアーに聞こえている。
台湾送信が追加され一ヶ月になる、いまだに新しい周波数へのジャミングは出ていない。こんなところにも北朝鮮の混乱ぶりを垣間見ることができる。無意味なジャミングの垂れ流しが続いている以上、送信機が足りないということはない、ただ単に危機管理能力がないだけ、出来ないということに他ならない。
1405の「しおかぜ」は7325kHz、八俣の信号は強いが、上下のCRIも強い。ガザつきがあり幾分聞きづらい。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は台湾送信の9560とパラオ送信の9960kHz、両波とも信号は強く受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。 拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日の夕方新潟市内の中学校下校時に行方不明になった。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ。横田滋さん、横田早紀江さん夫妻から2015年2月収録のメッセージが出ている。ウランバートルで面会した孫娘とされる話も出ている。
続いて2015年9月に東京で開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」における横田早紀江さんの訴えが出ている。あの手この手を使い孫娘キム・ウンギョンと会わせるなど、現体制下ではトップとの関わりのあるめぐみさんを返すことは不可能で死亡したと洗脳、工作活動を通して拉致事件の幕引きを図ろうとしている。
さらに2015年8月に開催された「拉致問題を考える国民の集いin三重」における横田拓哉さんの訴えが出ている。最後に2015年11月新潟で開催された「忘れるな拉致 11.15県民集会」から弟さん横田哲也さんの声が出ている。この番組は2016年4月10日、12日、21日と同じ内容である。この時間の放送も9日ごとに再放送というローテーションに落ち着いたようである。