1300代の9900と9950kHz、いずれも台湾送信だが、9950kHzは弱い、また1345頃からはベトナムからのジャミングが混信している。9900kHzは信号も強く受信状態は極めて良好である。1215の9975kHz、KTWR並みの強さである。通算458週最後の番組が出ている。
おなじく1300の「しおかぜ」は5935kHz、昨日とは違いノイズジャミングが出ている。かなり強く強力な八俣の電波も押され気味。日曜日は朝鮮語放送から、後半1330は日本語放送である。昨日と同じ番組が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、両波とも同じ番組が出ている。かつジャミングもなく受信状態は良好である。懐かしい日本の歌は「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我ミヨシさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も国内で工作員が活動している。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2016年2月収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。母と離れ離れになってもう38年になる。続いて2015年9月東京で開かれた「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録したひとみさんの訴えが出ている。
今週の一曲は1976年のヒット曲荒井由実の「あの日に帰りたい」、2013年11月以来の登場かも。
この番組は4月15日、1600の9470kHzと同じ番組である。これまでは週一回8日毎に1430の番組も1330と同じものが出ていたが、今日はこのパターンではなかった。