1300代の「イルボネパラム」朝鮮語と「ふるさとの風」日本語放送は9900と9950kHzのいずれも台湾送信、昨日のような強さはないが、聞き取りは十分可能である。特に後半は1340あたりから上昇気味、両波ともジャミングは聞こえない。この時間は毎日同じ番組が出ている。
1300と1405の「しおかぜ」は5935kHz、ノイズジャミングと思われるものが出ているようだが八俣の信号の方が強い。木曜日の1300は英語放送が出ている。1405は先週1330に放送されていた「ふるさとの風」が出ている。27分番組のためノーカットである。
1430の「ふるさとの風」は9960kHzのパラオ送信と9560kHzの台湾送信である。パラオは強いが、台湾からは若干弱い、ジャミング全く聞こえない、受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「お馬」で始まった。拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に行方不明に、1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致がバレて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもの。客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は26歳で拉致された松木薫さんへのメッセージ、お姉さん斉藤文代さんから2015年3月6日収録の内容である。続いて2番目のお姉さん松木照代さんから、2014年2月28日収録のメッセージ。最後に2015年2月24日収録の弟さん松木信弘さんからのメッセージが出ている。
今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。この時間の放送も4月4日以降最後の周波数アナウンスが差し替えられている。追加された周波数のみがアナウンスされており、これまでの周波数は「・・9560kHzなどで・・」と省略している。
9560kHzは30秒ほど早く番組を送出している、これ以外は正確に出しているが、ミス送信が続くことからやはり手動での運用かも。