2016年04月07日

4月6日ふるさとの風

6日1300の「イルボネパラム」と「ふるさとの風」は9900と9950kHzの台湾送信、両波とも強力に聞くことができる。ジャミングは分からない、拉致問題インフォメーションは、去る3月18日に福岡市西鉄ホールで開催された公開収録が開催されたこと。初めての地方開催の共同公開収録である。ニュース解説は「日米韓首脳会談」について、3月31日ワシントンでの三国首脳会談の模様から、北朝鮮の挑発をどこまで抑えることができるが焦点。かんこくとの軍事情報包括保護協定の話も。
ふるさとの声は3月18日に開催された、公開収録での声、増元るみ子さんのお姉さん平野フミ子さんから、松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんからのメッセージ。
今週の一曲、朝鮮語は1988年のヒット曲工藤静香の「MUGO・ん…色っぽい」、昨年7月にも登場している。日本語は3月18日の公開収録でのコンサートで歌われた山口采希さんの「空と海の向こう」が出ている。

おなじく1300の「しおかぜ」は5935kHz、ここもジャミングが確認できない、西蔵放送の混信だけが耳につく。水曜日は朝鮮語放送である。
1326:34と1356:34に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
5分後再び「しおかぜ」日本語放送である。「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。しおかぜは拉致被害者に関する北朝鮮包囲網形成のためこれまでも日本政府とあらゆる形で連携を図ってきました。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りします。最後までお聞きください。」このアナウンスに続き1406から「ふるさとの風」が出ている。先週1330に放送された27分間の番組である。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾送信、パラオ送信共にジャミングもなく受信状態は良好である。懐かしい日本の歌は「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我ミヨシさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も国内で工作員が活動している。最近も工作員逮捕というニュースもあった。現行法では北朝鮮へ救出に行くこともできない。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2015年2月27日収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。最後に2015年9月東京で開かれた「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録したひとみさんの訴えが出ている。
今日の一曲は無し。この番組も今回放送分から最後の周波数アナウンスが差し替えられている。
1500の「イルボネパラム」朝鮮語放送は9975kHzで聞こえている、9765kHzは出てこない、9470kHzに出てきた。信号は強い!、1506に誤送出に気付いたのか約30秒後9765kHzにお出ましである。
1430の9560kHzに比べると変調が浅い、1300代の9950kHzと同じ送信機なのか。周波数を間違えるということは送出が自動化されていないようにも思えるが。
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