2016年04月02日

4月1日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は5935kHz、ジャミングは出ているようだが、ほとんど聞こえない。同波の中国語の方が強い。金曜日は朝鮮語放送が出ている。後半1330も同じ朝鮮語である。

1405の「しおかぜ」も5935kHz、この時間は毎日同じ番組で、「ふるさとの風」が放送されている。若干ジャミングは聞こえるが番組内容は聞き取り可能である。今年度の拉致対策本部の予算が若干増加しているが、この放送を中継するための増額だったのか。ふるさとの風を出すことで調査会としては費用増加にはならないのだろう。

1300代の9950kHz、朝鮮語は強力に入感していたが、後半日本語放送は信号も落ち込みほとんど聞こえなくなってしまった。このあと1430の9960kHzは狭量な入感である。この時間も週一回日本語放送も同じ番組が出ている。
拉致問題インフォメーションは、OHCHRが2月15日の最終報告書を作成、北朝鮮の人権侵害の改善を則すように要請している。ニュース解説は「継続する北朝鮮の軍事的威嚇」について、相次ぐミサイルなどの発射にもみられるように、韓国に向けた威嚇だとしている。拉致問題解説は、日本政府パンフレット「北朝鮮による日本人拉致問題」の中から、拉致問題Q&A。これはすでに2015年3月、10月にも放送されている。
§ どうなれば、拉致問題が解決したといえるのでしょうか?
拉致問題の解決には、以下に三つを実現する必要があります。
まずは、全ての拉致被害者の安全を確保し、すぐに帰国させること。
そして、北朝鮮が、拉致被害の真相を明らかにすること。
さらに、北朝鮮が、拉致を実行した者を日本に引き渡すことです。

§ 拉致問題解決のために、日本政府はどのようなことをしているのでしょうか?
我が国は、北朝鮮に対して拉致問題の解決に向けて行動するよう強く要求してきており、例えば、北朝鮮との間の輸出入を禁止するなど、北朝鮮に対して様々な圧力を加えています。
また二国間会談や国際会議の機会を利用し、各国に対し、理解と協力を求めてきています。
このほか拉致被害者に関する情報収集や、拉致の可能性を排除できない方々の捜査・調査を行っています。

§ 日本政府は、拉致問題を解決するために、北朝鮮に経済協力を行う考えでしょうか?
政府は、拉致問題の解決と引き換えに北朝鮮に対して支援を行うという考えは一切ありません。
一方で。日朝間の最大の懸案である拉致問題をはじめとする諸懸案が解決し、日朝国交正常化が実現すれば、日朝平壌宣言に則り、北朝鮮への経済協力が実施されることになります。

§ 拉致問題を国際社会はどのように見ているのでしょうか?
日本を含め北朝鮮による拉致事件の被害者がいる国は14か国に及ぶという指摘もあります。
また拉致問題は、被害者がいる国、いない国を問わず、国際的に追及すべき人権問題です。
このため国際社会は、北朝鮮に対し、拉致問題の早急な解決を要求しています。
国連総会本会議では、2014年12月、10年連続10回目の北朝鮮人権状況決議が採択されました。
さらに、国連の人権理事会では、2014年3月。北朝鮮の人権状況に関する「調査委員会」の報告書の内容を踏まえた決議が採択されました。
このように、日本政府の働きかけもあり、北朝鮮への圧力は国際社会においても確実に強まっています。

ふるさとの声は日本政府政策のご家族ビデオメッセージの中から田口八重子さんへ、飯塚繁雄さん、本間勝さんから、飯塚浩一郎さんからのビデオメッセージ、2015年6月に収録したもの。今週の一曲はアグネス・チャンの「草原の輝き」、一年ぶりの登場である。
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