19日、土曜日の7400kHzはいつものジャミングは出ているがちょっとだけ弱目、ビルマ語の混信はあるが比較的よく聞こえている。前半は日本語放送、国連の圧力が高まっているという解説。「北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(COI)」の最終報告書の内容などについて。
続いて北朝鮮の経済について。後半は同内容の朝鮮語放送である。
1300の9950kHz、台湾送信の朝鮮語と日本語放送は強い、ジャミングもなくクリアーに聞こえている。朝鮮語今週の一曲は槇原敬之の「どんなときも」、11ヶ月ぶりの登場である。日本語の今週の一曲はイルカの「なごり雪」、4年ぶりの登場である。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、このパラオ送信はジャミングもなく受信状態は良好である。懐かしい日本の歌は「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我ミヨシさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も国内で工作員が活動している。最近も工作員逮捕というニュースもあった。現行法では北朝鮮へ救出に行くこともできない。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2015年2月27日収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。最後に2015年4月26日東京で開かれた「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録したひとみさんの訴えが出ている。
今日の一曲は無し。この番組は2015年2月21日、3月1日、10日と同じ内容である。