2016年03月19日

3月18日ふるさとの風

18日は地方で初めての拉致問題啓発イベントとして、「ふるさとの風」と「しおかぜ」の合同公開収録が行われた。其の模様は1030-1212に短波9960kHzで生中継された。当然ジャミングは全く無く、パラオ送信のため受信状態は極めて良好だった。

1300代の9950kHz、台湾送信も強力である。ジャミングも聞こえない、朝鮮語、日本語放送ともによく聞こえている。拉致問題インフォメーションから、3月3日に始まった国連で北朝鮮による核実験及び弾道ミサイル発射に関する安保理決議が全会一致で採択された。これを受け安倍内閣総理大臣のコメントが読み上げられている。
ニュース解説は「朝鮮人民軍総参謀部声明」について。 拉致問題解説は日本政府パンフレット「北朝鮮による日本人拉致問題」の中から、拉致問題Q&A。これは2015年3月と10月にも放送されている。
朝鮮語今週の一曲は槇原敬之の「どんなときも」、11ヶ月ぶりの登場である。日本語の今週の一曲はイルカの「なごり雪」、4年ぶりの登場である。

1300の「しおかぜ」は7400kHz、ここはほぼ毎日強力なPipジャミングが出ている。八俣の電波もそれなりに強く、CRIの混信はあるものの約1kHzのキャリアーをカットすればかなりクリアーに受信することはできる。
金曜日は前半後半とも朝鮮語放送が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHzのパラオ送信、パラオの信号は強く受信状態は極めて良好である。この送信機は1030の生中継にも使われた。懐かしい日本の歌は「月の砂漠」、拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月ごろ大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者のよって平壌に連れていかれたことが判明している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、2015年3月のお兄さん石岡章さんからの手紙が代読されている。今日の一曲は1979年のヒット曲円広志の「夢想花」、とんでとんでとんでと何回も出てくる特徴のある歌で、いつまでも記憶に残っている曲のひとつである。この番組は2015年10月26日、12月10日、19日、28日、2016年1月6日、15日、24日、2月2日、11日、3月9日と同じ内容である。
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