1300-1500に放送している「国民統一放送」が10kHzアップ、7525kHzでクリアーに受信できている。7615kHzの「荒野の声」はノイズジャミングがかけられている。
木曜日の9950kHz、台湾送信はクリアーかつ強力な電波が届いている。1300は朝鮮語放送、後半は日本語放送だが2分20秒頭切れで音声が出てきた。
拉致問題インフォメーションから、3月3日に始まった国連で北朝鮮による核実験及び弾道ミサイル発射に関する安保理決議が全会一致で採択された。これを受け安倍内閣総理大臣のコメントが読み上げられている。
北朝鮮による本年1月の核実験及び2月の弾道ミサイル発射に関し、制裁を大幅に追加・強化する強い内容の安保理決議第2270号が、全会一致で採択されたことを高く評価する。今般の安保理決議の採択は、我が国をはじめとする各国による独自の措置とあいまって、国際社会の北朝鮮に対する断固たる姿勢を示すものである。
日本政府は北朝鮮に対し、国際社会が繰り返し示している強い警告と非難を真摯に受け止め,今般採択された決議第2270号を始めとする一連の安保理決議を誠実かつ完全に実施し、更なる核実験や弾道ミサイル発射等の挑発行動を行わないよう強く求める。
日本政府は,国連安全保障理事会の非常任理事国として、米国、韓国をはじめとする関係国と緊密に連携し、今般の決議採択に貢献してきた。この安保理決議の履行に当たっては、その実効性を確保するため,関係国と協力し、毅然として対応していく。
日本政府としては、拉致、核、ミサイルといった北朝鮮をめぐる諸懸案の包括的解決に向けて、「対話と圧力」、「行動対行動」の原則を貫き、国際社会と緊密に連携し、全力を尽くしていく。
ニュース解説は「朝鮮人民軍総参謀部声明」について。
拉致問題解説は日本政府パンフレット「北朝鮮による日本人拉致問題」の中から、拉致問題Q&A。これは2015年3月と10月にも放送されている。
朝鮮語今週の一曲は槇原敬之の「どんなときも」、11ヶ月ぶりの登場である。日本語の今週の一曲はイルカの「なごり雪」、4年ぶりの登場である。
1300の「しおかぜ」は7400kHz、強力なPipジャミングが出ている、CRIの混信もあり英語放送が出ているが受信状態は悪い。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは無い、受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「どんぐりころころ」で始まってた。 拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
ふるさとの声は拉致被害者松本京子さんへ、2015年3月に収録のお兄さん松本肇さんからのメッセージ。続いて2015年8月に日本政府が制作した松本肇さんのビデオメッセージ。京子さんが当時縫製会社に勤めていた同僚だった友人二人から2007年の収録メッセージ、同級生矢倉修さんからも、これも2007年収録で過去放送されたメッセージと同じ内容ある。
今日の一曲は1977年のヒット曲狩人の「あずさ2号」、いまだに旅立ったまま、生涯帰ることのできない人はどんな思いで聞くのだろう。この曲で一躍有名になった列車で、現在新宿8時発は特急スーパーあずさ5号である。
先回2月19日放送分からメッセージの一部が差し替えられた。