1300の「しおかぜ」は7400kHz、強力なPipジャミングとCRIビルマ語の混信で受信状態は極めて悪い。16日水曜日は前半・後半一時間朝鮮語放送が出ている。
1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送は9950kHzの台湾送信、強力な入感である。この周波数へのジャミングはわからない、出ていないのかもしれない。後半1330「ふるさとの風」とともに受信状態は極めて良好である。
16日水曜日はこのあと1430の9960kHzも同じ番組が出ている。これは週一回、8日ごとのローテーションで3回とも同じ番組が出ている。パラオ送信も極めて強い、受信状態はこの時間も良好である。
まず拉致問題インフォメーションから、3月3日に始まった国連で北朝鮮による核実験及び弾道ミサイル発射に関する安保理決議が全会一致で採択された。これを受け安倍内閣総理大臣のコメントが読み上げられている。
北朝鮮による本年1月の核実験及び2月の弾道ミサイル発射に関し、制裁を大幅に追加・強化する強い内容の安保理決議第2270号が、全会一致で採択されたことを高く評価する。今般の安保理決議の採択は、我が国をはじめとする各国による独自の措置とあいまって、国際社会の北朝鮮に対する断固たる姿勢を示すものである。
日本政府は北朝鮮に対し、国際社会が繰り返し示している強い警告と非難を真摯に受け止め,今般採択された決議第2270号を始めとする一連の安保理決議を誠実かつ完全に実施し、更なる核実験や弾道ミサイル発射等の挑発行動を行わないよう強く求める。
日本政府は,国連安全保障理事会の非常任理事国として、米国、韓国をはじめとする関係国と緊密に連携し、今般の決議採択に貢献してきた。この安保理決議の履行に当たっては、その実効性を確保するため,関係国と協力し、毅然として対応していく。
日本政府としては、拉致、核、ミサイルといった北朝鮮をめぐる諸懸案の包括的解決に向けて、「対話と圧力」、「行動対行動」の原則を貫き、国際社会と緊密に連携し、全力を尽くしていく。
ニュース解説は「朝鮮人民軍総参謀部声明」について。
拉致問題解説は日本政府パンフレット「北朝鮮による日本人拉致問題」の中から、拉致問題Q&A。これは2015年3月と10月にも放送されている。
§ 日本人拉致被害者は何人いるのでしょうか?
政府が、北朝鮮による拉致被害者として認定したのは17名です。このうち5名は、すでに帰国を果たしましたが。残りの12名については帰国できていないままです。
またこのほかにも、行方不明の日本人のうち、拉致の可能性を排除できない方々も多くおられ、政府は認定の有無にかかわらずすべての拉致被害者を一刻も早く帰国させるように、強く求めています。
§ 北朝鮮は拉致を認めたのに、どうしてまだ帰国できない人がいるのでしょうか?
拉致被害者が日本に帰国することにより、スパイ活動など、北朝鮮にとって不都合なことが明らかになるのを恐れているためと考えられています。
例えば、金賢姫(キムヒョンヒ)北朝鮮元工作員は、1987年11月、日本人に成りすまして韓国の航空機を爆破しました。金賢姫元工作員は、拉致被害者田口八重子さんから日本語の教育を受けたと証言しています。しかし、北朝鮮はこの事件への関与を未だに認めておらず、事実が明らかになることを恐れて田口さんを帰国させないといわれています。
§ どうなれば、拉致問題が解決したといえるのでしょうか?
拉致問題の解決には、以下に三つを実現する必要があります。
まずは、全ての拉致被害者の安全を確保し、すぐに帰国させること。
そして、北朝鮮が、拉致被害の真相を明らかにすること。
さらに、北朝鮮が、拉致を実行した者を日本に引き渡すこと。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、友人の松永雅子さんからのメッセージ、2014年10月収録、結婚式でのお祝スピーチを録音したテープが見つかりちょっとした話題に、36年前のるみ子さんの声を聴くことができたと話している。朝鮮語今週の一曲は槇原敬之の「どんなときも」、11ヶ月ぶりの登場である。日本語の今週の一曲はイルカの「なごり雪」、4年ぶりの登場である。
1457に番組終了、後はいつものBancockMusicが流れている。1500、9975kHzへ移動、朝鮮語が始まった。