2016年02月13日

2月12日ふるさとの風

1300の7400kHz、12日はCRIの方がはるかに強い。Pipジャミングも出ているがこれはほとんどわからない。ビルマ語のバックでかろうじて朝鮮語放送の出ているのがわかる。前半・後半とも朝鮮語放送である。

同じく1300の9950kHzはジャミングもなくクリアーに入感している。前半朝鮮語、後半は日本語放送である。12日金曜日はこのあと1430の9960kHzも同じ番組が出ている。受信状態は極めて良好である。
拉致問題インフォメーションは、1月22日の施政方針演説から安倍総理の北朝鮮に関する部分の内容。同じく岸田外務大臣の外交演説の一部がいずれも代読で出ている。
ニュース解説は「中国専門家の見方」について。北朝鮮が核実験をしたことから中国は困惑しているが冷静な対応をとっているという内容。北朝鮮国民に影響を与えるような制裁はすべきでないという立場。
拉致問題解説は原敕晁さんについて、1960年6月北朝鮮工作員辛光洙らによって宮崎県青島海岸から工作船に乗せられ拉致された。当時43歳で、李三俊・在日朝鮮人大阪府商工会理事長の経営する中華料理店「宝海楼」の店員をしていた。その後辛光洙は原さんになりすまし日本に不法入国。偽造パスポート、運転免許証、国民健康保険証まで取得し、1985年2月、原さん名義の旅券を持って韓国に入国し逮捕され、韓国当局の取り調べによって原さん拉致事件が明らかにされた。1984年田口八重子さんと結婚、1986年死亡としているが何の根拠もなく、2002年に急きょ作成した偽物で信用できるものではない。
ふるさとの声は、曽我ミヨシさんへ、拉致被害者家族のビデオメッセージの中から、曽我ひとみさんのメッセージが出ている。これは2015年6月に収録された。
今週の一曲、朝鮮語は1980年のヒット曲、八神純子の「パープルタウン」である。短波で聞くパープルタウンも懐かしい曲である。2012年以来の登場となる。日本語放送は1969年のヒット曲ビリー・バンバンの「白いブランコ」、この曲は昨年3月にも登場している。
9960kHzの放送は1457に終了、後はいつものBabcock Musicが流れている。
1600の「ふるさとの風」は9975kHz、パラオからの電波は強い、受信状態は極めて良好である。この時間も1330、1430と同じ番組が出ている。この放送は対策本部のオンデマンド放送で聞くことができるが、今週の一曲はカットされている。

1600の「しおかぜ」は5990kHz、開始直後はジャミングも聞こえなかったが1604頃からの維持ジャミングが目立つようになった。下からの混信や上からの更なるジャミングの影響で受信状態は悪い。1300の7400kHzと同じ朝鮮語放送が出ている。
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