1300の7400kHz、強力なPipジャミングに埋もれているが、中国語がよく聞こえている。後半1330は朝鮮語放送でいずれも失踪者の氏名が読み上げられている。
1300の「ふるさとの風」は9950kHz、1日月曜日から新しい内容の番組のはずだが、台湾からの電波は全く聞こえない。時々浮かんでは来るが聞きづらい。
拉致問題インフォメーションは、1月18日、加藤拉致問題担当大臣の記者会見の一部が出ている。また同日訪日中のマルズキ・ダルスマン国連北朝鮮人権状況特別報告者(Mr. Marzuki Darusman, Special Rapporteur on the Situation of Human Rights in the DPRK)が岸田文雄外務大臣を表敬したことを伝えているようだ。冒頭,岸田大臣から、本年をもって6年間に及ぶ特別報告者としての任期を終える同報告者に対し、拉致問題を始めとする北朝鮮の人権状況の改善に向けた、これまでの活動に謝意を表明するとともに,同報告者の提言が拉致問題の解決に向け,北朝鮮の具体的な行動を強く促すものとなることにつき期待を表明したこと。
マルズキ特別報告者からは,北朝鮮における人権侵害に関する国連調査委員会(COI)及び同報告者に対する日本政府のこれまでの協力に謝意を表明するとともに,この5年間の成果は,北朝鮮の人権状況が安全保障に関わる問題として扱われることになったことであると述べ,北朝鮮に圧力をかけるための具体的な行動が必要だとの発言があった。
ニュース解説は「韓国専門家の見方」について。拉致問題解説は田中実さんについて。1978年(昭和53年)6月、北朝鮮からの指示を受けた大阪の中華料理店主の在日朝鮮人により、甘言により成田からウィーンに出国させ、その後、北朝鮮に拉致したものである。日本にはスパイを取り締まる法律はなく、この在日朝鮮人も国内に住んでいたが、2014年死亡したとされる。
ふるさとの声は松木信弘さんからのメッセージで2015年2月24日収録である。今週の一曲、日本語放送は1977年のヒット曲石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」と聞き取れた。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ノイズジャミングが出ているのがわかる、信号も若干弱い。今週もこの時間は「ふるさとの風」特別番組として、拉致被害者御家族ビデオメッセージに収録されている家族メッセージが出ている。週6日間出ており、2月1日で117回目の再放送である。この番組は昨年9月19日、土曜日からこの時間に放送され続けている。