南北両方から放送が出ている混線模様の周波数、そのうえ、ジャミングも双方から出しており4波がひしめき合っている。2012年12月1日に始まった北朝鮮からの「統一のこだま放送」、開始当初から放送時間は変わっていない。ただ標準時間を変えたことから30分繰り下がっている。
開始時には3970kHzもアナウンスされているが、聞こえたことはない。おそらく出ていないと思われる。6250kHzには「希望のこだま放送」もジャミング目的で放送を始め、それに対してスーパージャミングをぶつけての電波戦争である。
さらに都合の悪いことには6251kHzにビーコン波が出ておりジャミングが上乗せの格好になっている。この電波は海上自衛隊市原送信所から出ており夜間スキップするとき以外は日中も強力に入感している。同種の電波は6.4MHzや4.2MHz帯にもいくつか出ている。
この送信所にはログぺりアンテナや、六角形に配置された鉄塔が幾つもあり各種電波を出している。
6250kHz
North Korea "Echo of Unification" 0430-0630, 1230-1430, 2230-0030
South Korea "Echo of Hope - VOH" 0555-2400
12月21日から出ている4885kHzの「希望のこだま放送」は1150-1800の間出ているが、いまだにジャミングは無くクリアーに聞こえている。8、9日はOTHRの影響も全くなく強力である。