2016年01月06日

1月5日「しおかぜ」

5日1300の5910kHz、ジャミングは無くまあそれなりに聞こえている。今日も特別番組として、去る12月12日の『北朝鮮向け短波ラジオ放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同­公開収録 ~希望の光、届け海を越えて!~』が再放送されている。この番組は当日短波で生中継されたもので、それを再編集して放送している。12月28日、1月2日と同じ内容である、今日5日で3回目の再放送ということになる。
1304に「ふるさとの風」の開始テーマ曲、つづいて「しおかぜ」と珍しい開始パターンである。拉致問題インフォメーションは加藤勝信拉致問題担当大臣のメッセージ。続いて拉致問題解説、北朝鮮向け短波放送を行う日本政府の取り組みについて、場内でのビデオ映像や、2014年に出されたCOI最終報告書の内容などが述べられている。1329:45に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
今週の一曲は、拡大版として東京藝大の学生による管楽四重奏でジャズ、弦楽四重奏でクラシック演奏、モーツアルトの「ディベルメント」が、最後に「ふるさと」の演奏。1356:23に「日本政府からのメッセージ」が出ている。メッセージは12月12日のシンポジウムやパネルディスカッションが開催された内容である。

1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は9950kHz、このところ台湾送信は全く聞こえない、それでも今日は時々浮かんでは消え、なんとも苦しい受信状態である。拉致問題インフォメーションは国連総会における北朝鮮制裁決議案などについて。続いて11月15日新潟市で行われた「忘れるな拉致 11.15県民集会」での横田早紀江さんのメッセージが出ている。ニュース解説は「2016年の日韓関係について」、国交正常化50周年の2015年、正常化した後も屁理屈をつけ蒸し返す韓国の国民性に一つの判決が下りたが、憤懣やるかたないといったところだろう。日本政府の毅然とした態度が求められている。
今週の一曲は朝鮮語、日本語とも同じで合同公開収録で演奏された東京藝大の学生による管楽四重奏、ロジャースのマイ・フェイヴァリットが流れている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは聞こえない、パラオの信号も弱いが台湾ほどではない、聞き取りは可能である。これまでと同じ「ふるさとの風」特別番組として、拉致被害者御家族の「協力のもと作成されたビデオメッセージに収録されている家族メッセージが出ている。週6日間出ており、1月5日で94回目の再放送である。
1600の「ふるさとの風」は9975kHz、ジャミングは聞こえない、この時間パラオの信号は極めて強力である。ジャミングは全く聞こえない。
懐かしい日本の歌「どんぐりころころ」で始まっている。 拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
ふるさとの声は拉致被害者松本京子さんへ、2015年3月に収録のお兄さん松本肇さんからのメッセージ。
続いて2015年4月26日「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」から松本肇さんの訴え。 当時縫製会社に勤めていた同僚だった友人二人からは、2007年の収録で、同級生矢倉修さんからも、これは過去放送されたメッセージと同じ内容ある。
今日の一曲は1977年のヒット曲狩人の「あずさ2号」、いまだに旅立ったまま、生涯帰ることのできない人はどんな思いで聞くのだろう。この曲で一躍有名になった列車で、現在新宿8時発は特急スーパーあずさ5号である。この番組は2015年10月25日、11月3日、12日、21日、30日、12月18日、27日と同じ内容である。

1600の「しおかぜ」も1300と同じ番組である。北朝鮮人権問題啓発週間特別企画北朝鮮向け短波放送「ふるさとの風」「しおかぜ」合同公開収録から。ジャミングは聞こえない、八俣の信号も並の強さ、受信状態はおおむね良好である。
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